＃１４８ ページ8
別に止めなくてもいいのに、とAは言うが俺もほぼ無意識で止めしまっていた。
「私…もちろん、翔さんの誠実なところとか純粋で一生懸命なところに惚れたよ。」
「うん、」
平然と返事をする俺だが、本当は心の底から叫びたいほどうれしかった。
「それにさ、私…翔さんの顔は、驚いた顔しか見たことないし。」
「…うん、」
「きっとね、普通の人なら顔も恋する対象に入ると思う。」
「うん、」
「でも私は、翔さんの驚いた顔しか知らなくても、この人が毎日幸せそうな顔してくれたらうれしいなって思うようになった。」
「A…」
「私には見えなくても、翔さんが笑顔なら幸せならそれでいいの、その幸せって思う中に私がいたら私も幸せだよ。」
Aがそう言って振り向くもんだから、思わず抱きしめた。
「私は…翔さんの思う幸せの中にいるかな。」
「いるに決まってるよ、いなきゃ俺は幸せじゃないよ…」
「そっか、嬉しいな。」
また涙が、ってAが言うから俺は優しく拭った。
「ごめんね、理由話してたのに愛情確認になっちゃった。」
たまに不安に思うAを俺はずっとずっと、優しく受け止める。
Aが流す嬉しい涙も悲しい涙も全部拭う。
Aと付き合ったときから誓ったことだ。
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Nas(プロフ) - 嵐loveさん» コメントありがとうございます！そのような甘いお言葉嬉しくて溶けそうです(´×ω×`)ずっと書きたかったお話を書きたいようにかけてとても嬉しかったです！これからもたくさんのお話を出していきますので、宜しく出来たらと思います(^-^) (2019年1月19日 21時) (
レス) id: 3fd1d0bc92 (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 読みました。とても素敵なお話ですね！感動しました！本当の話を元にして書いたと聞きました(*_*)びっくりしたよ！だけど読んで良かったです。後お花の勉強にも為りました。色々な花言葉も知ることが出来ました。また読みに来ますね！ (2019年1月19日 19時) (レス) id: 3c6a0568cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nas | 作成日時：2018年5月26日 14時
