＃１４７ ページ7
無事に入浴も終わり、Aは俺があげたパジャマを着て嬉しそうにしていた。
ふわふわ〜とか、肌触りがいいとか、半ズボンは恥ずかしいとか。
ごめん、Aが半ズボンのこんな感じのパジャマ着てるの見たかったんだ…
「髪乾かそう。」
「うん、わかったー。」
長くてふわっとしている髪の毛はきちんと乾かさないとだめだ。
だってAが大切にしている髪の毛なんだから。
「そういえば、翔さんに乾かしてもらうの2回目だ。」
「確かになぁ。」
ドライヤーを脱衣所からとってきてコンセントを差し込む。
そうだったな、あの時既に俺はAが好きだった。
触れたいのに触れられなかったあの頃からは考えられないほど、未来は変わった。
それもこれも、Aという人に出会えたからだよな。
ドライヤーの柔らかい温風をAの髪の毛に当てて、手ぐしを通す。
毎日毎日、きっと最近は自分で乾かしてるんだろうな。
やけどとかが心配だ。
「ねぇ、翔さん。」
ドライヤーのせいか、少し大きな声でAが俺の名前を呼んだ。
「なに？」
俺もいつもより大きい声で問う。
「私が翔さんと付き合おうと思った理由、教えてあげる。」
Aがそう呟き、俺は条件反射のようにドライヤーのスイッチを切った。
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Nas(プロフ) - 嵐loveさん» コメントありがとうございます！そのような甘いお言葉嬉しくて溶けそうです(´×ω×`)ずっと書きたかったお話を書きたいようにかけてとても嬉しかったです！これからもたくさんのお話を出していきますので、宜しく出来たらと思います(^-^) (2019年1月19日 21時) (
レス) id: 3fd1d0bc92 (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 読みました。とても素敵なお話ですね！感動しました！本当の話を元にして書いたと聞きました(*_*)びっくりしたよ！だけど読んで良かったです。後お花の勉強にも為りました。色々な花言葉も知ることが出来ました。また読みに来ますね！ (2019年1月19日 19時) (レス) id: 3c6a0568cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nas | 作成日時：2018年5月26日 14時
