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廉side





あれからもう10年


俺達はそれぞれの道に進んだ。




あの手紙のようにはいかなかったけど



紫耀は海人と一緒にダンスの先生を



岸くんは学校の先生


玄樹は、保育園の先生






たまに、集まってみんなで朝まで飲んだりしてる。







紫耀「なぁ、覚えてる?廉に告った日のこと」




海人「え!紫耀の好きな人って廉だったの?」




廉「覚えてるよ、


でも紫耀があのこと忘れてくれって言ったから…」





紫耀「そりゃそうだろ、

廉はじんのものだし。なぁ、?玄樹」



玄樹「お似合いだったよね、二人とも」





岸「俺たちだってお似合いだし!なぁ!海人」



海人「もう、岸くんそれ、今じゃないって」


岸「え?うそ」




海人と岸くんはあの時のままって感じで

紫耀も玄樹もさほど変わってないよ。





俺はって?


俺は…あの時じんが言ってくれたように




「廉せんせーい!ちゅうしゃちゃんと

がんばったよ!」




廉「おー!よく頑張ったな」





医者になりました。

じんみたいな子を治せるように


いや、支えられるように…






だから頑張れよ、じんも




「続きましては、いま話題のアイドルグループ

のリーダー神宮寺勇太さんがお越し下さいました」




神宮寺「お願いします」



「神宮寺さんの高校生の頃の

思い出ってなんですか?」





神宮寺「僕の思い出ですか?



それは…





誰か分からないんですけど


僕のことを好きって言ってくれた人と

出会ったことですかね?」








END

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さあ - とっても面白かったです。私が考えてたけど言葉にできなかった物語がそのまま小説になってて、、、すぐにファンになりました! (2019年10月13日 2時) (レス) id: feabcc1304 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kokoのん | 作成日時:2019年3月14日 0時

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