四話目 ・ ページ5
すると先生に手招きされて一言。
松陽『･･･晋助、少し近づいて下さい』
そのまま言われるがまま近づくと告げられた。
松陽『＿＿＿＿少し手荒な真似ですが、許して下さい』
手荒･･･？何処か気の毒な表情をする先生。先程告げられた言葉の意図が分からず混乱していれば、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿刹那、頭上からこの世のものとは思えない程の鋭い痛みが全身に走った。
それを生み出した物は、
先生の拳だった。
朦朧としている意識の中、うっすらと最後に聞こえた言葉は松陽の謝罪。頭の中に衝動が巡る。
拳骨か、よ＿＿＿＿＿
絶対手加減して無かったよな･･････、
なんて下らないことを考えていたのもつかの間、意識は途絶えてしまった。
・
頭がかち割れる様な激痛に陥るとすぐに目が覚めた。････しっかしとんだ二度目の目覚めだな。
辺りを見渡せば、視界の端まで海で地面には細々とした砂浜。側方には、此処と大体似た様な景色が広がっていた。
潮の匂いが鼻を擽らせる。
･･････まず最初に感じた事は、此処が生前の場所では無いという所だ、天人やからくり所か人っ子一人いやしない、孤島か何かか。
いや、はたまた別の空間か。
まァ何はともあれ二度目の生、精々退屈しないと良いがな。
･･････まずやるべき事。それは銀時を探さねばならない。先生が言ってたんだ先生が、俺の意思では決して無い。
だが、さっきから鬱陶しい程の頭痛に嫌気が差す。ちいっとばかし別のやり方だってあったろ･･･、まァ良いか。
重い腰を上げ立ち上がろうとした時、腰に何か重みを感じる。それに目をやるとそこには褐色の鞘に鍔がない刀が仕舞ってあった。
そう、俺が攘夷戦争の時使っていた
何となく鞘から刀を引き抜くと、俺の面が日光に照ら
されて映っていた。･･･少し傷が付いているがまだ十分使える。こりゃ幸運だな。
そっと刀を鞘に収める。
＿＿＿＿＿＿＿さて、探しに行ってやるか。
あの
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奥宮(プロフ) - ライキさん» あばばばば本当にコメああありがとうございます！！マジで心臓はち切れんばかりに褒めちぎられて死ぬかと思いました･･･。かなり亀更新ですが、これからも色んなキャラと絡ませて行くので気長にお待ち下さい！！絶対完結させますので！ (2023年3月16日 21時) (
レス) id: 6e2eb1af59 (このIDを非表示/違反報告)
ライキ - 初めまして！いつも楽しく拝見させてもらっています！定春とシュシュを重ねて泣いてしまう銀さんに「うぉぉぉん」となり(？)、コメントさせてもらいました！ 更新楽しみに待ってます！！ (2023年3月16日 21時) (レス) @page50 id: 917478dea8 (このIDを非表示/違反報告)
奥宮(プロフ) - 凛さん» コメ有難う御座います！ま、まさか楽しみにこの小説を待って頂いてる方がいるとは･･･！！テスト期間中でちと小説の更新が遅くなってしまいましたが、何かやる気出てきたので投稿しますね！本っっ当に有難う御座います！ (2023年2月7日 22時) (レス) id: 6e2eb1af59 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - とても面白いです！続き楽しみにしています！ (2023年2月7日 14時) (レス) @page46 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
奥宮(プロフ) - 依代さん» ご指摘感謝します！完全に間違えてました。すみません、変えてきます。あと、感想も有難うございます！ (2022年6月12日 22時) (レス) id: 6e2eb1af59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奥宮 | 作成日時：2022年4月24日 14時
