10日目 ページ10
そこから森を抜けるのは一瞬
｢わ、早い。てか、全然道じゃない！！｣
侑李｢当たり前でしょ、普通に人と遭遇したら捕まるか殺されるかのどっちか｣
｢なるほど、、、｣
大貴｢だから、この姿の時は人目につかないようにしないと｣
｢大変なんだね｣
大貴｢よっと、こっから人間に戻るよ｣
｢ありがとう、楽しかった！｣
大貴｢いつでもどうぞ？｣
｢やった！｣
大貴｢ただね、足と足で挟むのはいいけど場所によっちゃあくすぐったくてどうしようかと思ったよ｣
侑李｢変態｣
大貴｢しょ、しょうがないだろ！お前も乗ってもらったら分かるって！なんかこう、今までに感じたことない感触！｣
｢へ、へぁ！？｣
侑李｢はぁ、もう行くよ。そんなこと大声で言わないで｣
そうだ、私たちが今いるのは茂みの中1歩出れば道路。人が居ない訳じゃなくこの会話聞こえた人はこちらを見てる
侑李｢ばか大貴｣
大貴｢ご、ごめん、、｣
｢え、これ出れなくない？出る？｣
大貴｢も、もうちょいまと？この辺の人がいなくなるまで｣
だ、大丈夫だよね？
でも絶対あの人たちには勘違いされた、、
顔赤くしてこっちみてたし
侑李｢もういいんじゃない？｣
｢う、うん｣
大貴｢まずは服だな｣
侑李｢僕も着いてくから買い出しつきあって｣
｢うん！一緒に行こ！｣
街を歩くと女の子の視線がチラチラと
｢なんかすごい見られるね｣
大貴｢一般的には顔いいからな俺たちこんなん日常茶飯事。下手したら声掛けられまくって移動できない｣
｢じ、自分で言うんだ？笑｣
侑李｢自覚も大事じゃん？笑｣
大貴｢でも特別凄いのは涼介だな、あいついるとほんとに歩けない｣
侑李｢でも、全然気にしてないよね。暴言吐いてる時あるし｣
｢確かにみんな顔いいけどさ。暴言って、、｣
大貴｢だから余計にA来てくれてよかったよ。一緒にいると声掛けられない｣
｢そう、なの？｣
侑李｢うん。全然寄ってこなくてノンストレス｣
｢良かったー｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ne | 作成日時：2023年9月15日 1時
