5日目 ページ5
｢はい、よろしくお願いします｣
宏太｢こっちは呼び捨てで呼ぶからAも呼び捨てで呼んで？｣
｢分かりました｣
大貴｢あと、タメな！｣
｢わかった｣
涼介｢もう終わりでいい？俺部屋戻りたいんだけど｣
侑李｢僕も｣
雄也｢じゃ、かいさーん！｣
光｢ごめんな、悪い奴らじゃないから。色々あってピリついてるだけ、家は？仕事は？｣
｢家も仕事もない。私は今まで仕事は侍女をしててクビになる度に街を転々と移動。今回もクビになって次の街で御屋敷に仕えようと思って｣
光｢クビ？｣
｢何故か毎回仕えてる方のお見合い相手に好かれてそれを知られクビに、、、会わないようにしてるんだけど、どこかでばったりで、、、｣
慧｢だって可愛いもんね。その辺の男はほっとかないよ｣
宏太｢良かったらここで働く？何かの縁かも｣
｢いいの？｣
光｢そうだな、家事できないやついるしいてくれると助かる！｣
涼介｢どういうこと？｣
宏太｢ここに居てもらおうかと｣
涼介｢そんなことやってる場合じゃないだろ｣
大貴｢だけどよ、困ってる子ほっとくのも｣
涼介｢俺たち時間限られてんだぞ｣
裕翔｢呑気に人助けしてる場合では無いけどさ。少しの間いいじゃん。楽しくやろうよ｣
いつの間にかまたみんな集まってた、仲良いんだね
てか、この人達8人？
それに御屋敷、、、
｢あ、あの｣
涼介｢なに？｣
冷たい目線で見られる
｢あの、頭おかしいなこいつって思ってくれていいから聞いてもいい？｣
侑李｢どうしたの？｣
｢薔薇の子って知ってる？｣
涼介｢は？｣
｢あー、やっぱりおかしいよね。薔薇の子なんてなんでもない忘れて｣
涼介｢いや、ちげーよ。なんでお前がそれ知ってんの。この話は俺ら人狼族の伝説。簡単に他の族にましてや普通の人間が知ってる内容じゃねえ。何者だ、まさか狐族の回し者？｣
｢ま、待って！勝手に話進めないで｣
私は話すよりも見る方が早いと思い腰のアザを見せる
侑李｢ちょ、なんで脱ぐの！？｣
｢これみて！何に見える？｣
光｢アザ？｣
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作者名：Ne | 作成日時：2023年9月15日 1時
