獣と薔薇 (ページ33)

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33日目ページ33

｢うっ、、ん、、、｣

ここはどこ？

私はベッドの上で縛られている

オレンジ色の電気が着いているけどそれほど明るくない

ベッドの他には小さいテーブルと椅子があるだけ

窓はベッドの上から見て左ドアは正面

どこかの家の部屋なのかな

誰かの足音

扉を開けて入ってきたのは

大ちゃんとデートした時に会った人達だった

勝利｢覚えてる？｣

風磨｢忘れられても困るけど｣

｢ここはどこ、早く解放して｣

健人｢言うわけないし、在り来りな質問だね｣

ですよね、、、

聡｢お腹すいてない？｣

｢いらない｣

それよりも帰りたい

風磨｢紅月の日まであいつらからお前を離さないとね。こちらに勝ち目は無い。多分もうやっちゃってると思うし｣

勝利｢まだ、なにか方法はないの？｣

健人｢俺らもこいつと、、、そしたら解除できるらしい｣

聡｢ええ！？｣

風磨｢ならそれ試すか｣

｢ちょ、やだやめ、｣

風磨｢今じゃねーよ、まだここを探すにも時間かかるだろうし、俺らだってやんなきゃ行けねーことがあんの｣

健人｢だから、残念だけどお嬢さん、お預け。もうすこーしまっててね？｣

｢誰が待つか！宏太達が来てくれるから｣

勝利｢まあ、変に期待するのはやめ時な？｣

聡｢ご飯、置いとくから。大丈夫、毒は入ってないから！｣

風磨｢お前はなにいい人ぶってんの｣

聡｢別にぶってなんか！ここまで無理やり連れてきて怖い思いさせたかなって、美味しいご飯だけでも｣

健人｢そういうところを言ってんの｣

勝利｢ほら喧嘩しないでいくよ｣

何なのこいつら

変に顔は整っててモテそうな奴らだけど

早く助けに来て、、

会いたいよ、みんな