31日目 ページ31
侑李｢Aー！｣
｢なにー？｣
侑李｢今日はいい天気だし外でピクニックしよう！｣
｢いいね！｣
侑李｢それにちょうど今日は僕達だけだし｣
｢あれ、そうなの？｣
いつの間にいなくなったのか
侑李｢うん！みんな出かけたり、訓練に行ったり、能力の強化したり｣
｢侑李はいいの？｣
侑李｢僕は素質があるみたいで直ぐに強くなっちゃった笑｣
｢そうなんだ！凄いねー！｣
そう言って頭を撫でる
とても気持ちよさそうに目をつぶり堪能しているみたい笑
｢さ、準備しようか｣
侑李｢お昼何にする？｣
｢うーん、ピクニックかー無難にサンドイッチかな？｣
侑李｢じゃあ、僕でも作れそうだね！スペシャルなサンドイッチにしよう！｣
｢うん！楽しそう笑｣
家にあったサンドイッチに使えそうな材料をすべて出した
｢さ、好きな物どうぞ！｣
それから色んなサンドイッチを作った
侑李｢出来た！ってこれ作りすぎた？｣
｢夜ご飯とかみんなのおやつでもいいんじゃない？笑｣
侑李｢だね笑僕たちが作ったって言えばみんなちょっと変な味がしても喜んで食べてくれるよ笑｣
たまに出る小悪魔侑李
確かに、何しても許しちゃう
侑李｢じゃあ行こっか！｣
準備も終わり外へ出る
大きな木の下には大きな影がありすごく涼しい
私はシートを引いて直ぐに横になる
侑李｢僕もー｣
｢あれ、いつの間にオオカミさん｣
なんかオオカミと赤ずきんみたい笑
侑李｢昼寝する？｣
｢サンドイッチまだなのに？｣
侑李｢今の世界が平和すぎて眠くなって来ちゃう。早く戦いが終わってこの世界がずっと続いたらいいのにね｣
｢そうだね、争いがなければみんなで毎日こうやって過ごせるのにね｣
侑李｢でもそのおかげでAに会えたしね｣
伏し目だった目線を私に向け
横の髪を耳にかける
そのまま2人の影が重なる
慧｢なーにしてんの2人で｣
侑李｢慧、なに、邪魔しないでよ｣
慧｢そりゃするさ、俺だってAとイチャイチャしたいからね｣
｢もうー、喧嘩しないで｣
私は少し伸びをして侑李の膝を借りて横になる
｢久しぶりにこうやってゆっくり出来てるんだし｣
慧｢Aには適わないね｣
侑李｢よしよーーし｣
｢いつもと逆だね笑｣
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作者名：Ne | 作成日時：2023年9月15日 1時
