26日目 ページ26
｢んっ、、、｣
慧｢起きた！｣
宏太｢おい！A！分かるか？｣
慧｢名前言える？｣
｢ん？うん、Aだよ、そして、宏太と慧｣
私は何が起きてるのか分からなかった
ただ、、
アザのところが痛いというだけ
宏太｢はぁ、、良かった、、もう目を覚まさないのかと｣
慧｢みんな呼んで来る｣
｢どういうこと？｣
宏太｢3日間眠ってた。どこまで記憶ある？｣
｢宏太とキス、した所｣
3日間も？
宏太｢なるほど、そこまでか。確かにそこ辺りからAはまるで取り憑かれたみたいないつもと違う大人な雰囲気というか狼だったというか｣
慧｢うーん、よくわかんないけど、痛いところは？｣
みんなを呼びに戻ってきた慧
続々も集まってくる
｢アザが｣
慧｢見せて｣
服をめくりアザの位置まで上げた
慧｢濃くなってる？｣
｢え？｣
濃く？
慧｢初めて見た時はさかろうじて薔薇だなって分かる感じだったじゃん？｣
｢うん｣
慧｢なんだか1つの花弁が濃くなってる気がする｣
宏太｢あとさ、Aが目覚ましてから言おうと思ってて。次の日俺不老不死ほんとかなって試したんだよ。自分の腕を牙で裂いた、痛かったけど、直ぐに治ってさよし！これで勝てるって確信して。そしたらもう1つちょっと違う感覚がしたんだ、なんだかやったことも無いのにできる気がして目をつぶったそしたら、頭の中がカメラみたいに動いて俺が見たいところが見えるようになった｣
侑李｢って言うことは、不老不死プラスその能力を手に入れられるってこと？｣
宏太｢俺だけだからまだ分からないけど、次雄也だよな。それで確信を得たいと思ってる。けど、Aが俺たちに不老不死と能力を与えてくれる代わりに自分の身を削ってるんだとしたら、、｣
涼介｢それに関しては違うと思う、命は削ってない。少し調べたんだけど、薔薇の子は俺たちに不老不死を与えると自分も不老不死になるんだと。それで一時眠りにつくけどそれは命じゃなくて、数日間分の体力を消費してるらしい。だから、その分に使った日数分眠るんだと｣
｢キスしてから記憶はないけど、凄く体が熱かった。誰かにその時は乗っ取られてるのかもしれない｣
雄也｢とりあえず俺が次やってどうなるかって事だな｣
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作者名：Ne | 作成日時：2023年9月15日 1時
