20日目 ページ20
裕翔｢まじかよ！｣
雄也｢くそっあいつら、、｣
大貴｢高確率でバレたと思うから、まず1人では外には出せない｣
慧｢俺外の見回り強化する｣
宏太｢俺もこれからは毎回一緒に行く｣
涼介｢俺らもあんまり1人で行動しない方がいいかもな｣
侑李｢でもあの日はまだでしょ？予想は今年いっぱいはまだらしいし｣
慧｢うん、そこは全然。だけど、それまでにはAを奪いに来ることは確かだよ｣
涼介｢くそっ、店は休まなくていいのか？｣
光｢お店は空けとこう、逆に怪しまれるかも｣
大貴｢それがいいと思う、あくまで表向きはいつも通りで｣
侑李｢ただ、Aは今までには行かない感じね｣
｢私は全然大丈夫だよ。なんならずっと中で暮らして来たし今更なんとも！｣
裕翔｢悪いね、Aを連れて外に出る時は3人以上が良さそうだね｣
いきなり頭の上に手を置かれグッと距離が縮まる
視界には涼介の顔いっぱい
｢な、なに？｣
涼介｢いいか、絶対に、勝手に外に出るなよ。分かったか？｣
圧がすごい
｢分かったよ｣
拒否権は無い
涼介｢うん、それでよし。解散！｣
珍しく涼介が笑った
ﾄﾞｷｯ
いい笑顔持ってる
普段からそれでいたらいいのに
でも他の女の子には見られたくないな
開放された瞬間私は息をしてなかったことに気づく
いきなり距離近くに来られるとびっくりして無意識に呼吸を忘れていたみたい
｢はぁ、はぁ、｣
大貴｢どうしたの？｣
｢いや、何も無いよ｣
絶対顔赤い
平常心に、、
慧｢A〜｣
｢んー？｣
慧｢撫でて？｣
呼ばれた方を見ると慧が狼の姿でこっちに来ていた
｢い、いいの？もふもふしていいの？｣
慧｢して欲しいな〜｣
やばいさっきの吹っ飛んじゃった
今から私の幸せの時間が訪れるらしい
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作者名：Ne | 作成日時：2023年9月15日 1時
