獣と薔薇 (ページ2)

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2日目慧side ページ2

それから俺らが20になるのはあっという間だった

あの日から特訓の日々を送っていた

俺はあまり体を動かすことは得意じゃないから

頭で勝負って事で周りの偵察や襲われた時のための対策、作戦など考えていた

宏太も同じく

20歳になって何年経ったのか

もう分からなくなってきていた頃

その日はリビングのソファでお昼寝をしていた

いきなりの雷雨で目が覚める

一瞬当たりが赤く光った

｢なんだ今の｣

光｢おい、今の見た？｣

リビングの扉が勢いよく開いたと思ったら光

｢見たよ、なんなんだろ？｣

外に見に行ってみるか

｢外行ってみる？｣

光｢いや、外は涼介たちがいるはず。何かあれば来るだろうし俺たちは風呂とタオルの用意しておこう｣

｢わかった｣

お風呂が湧いてすぐ

玄関が開く音がした

雄也｢おい！タオル！｣

｢おかえり、はいどうぞ。風呂も用意してるから順番に、、ってだれ？どうしたの？｣

そこには裕翔に横抱きにされた女の子がいた

服を着ていなかったのか大きめの服で覆われている

光｢風呂行ってこい！着替えも用意してっから！｣

｢光、女の子の服あったっけ？｣

光｢はぁ？どう見ても野郎8人しかいないからないよ！ってかなんで？そういう新しい趣味？｣

｢ちげーよ！よく見ろ｣

光｢え、お、女の子？｣

｢早く、風呂に！｣

雄也と涼介が2人でお風呂に行った

とりあえず任せよう

侑李｢僕達は後で入るから先あの子助けてあげて｣

大貴｢タオルまだある？｣

｢うん｣

光｢あの子俺の部屋で寝かせるわ、戻ったら何があったか教えて？｣

裕翔｢わかった、宏太は？｣

｢多分部屋にいる、呼んでくる｣