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まさか同じこと思ってくれてたなんて
有岡｢家まで送るよ｣
｢え？いいよ今日は早いし｣
有岡｢いいの！どうせすぐ近くだし、もう少し話したいし笑｣
｢寂しいの？笑｣
有岡｢だ、だって、一人暮らしって意外とさしんみりしねー？さっきまでワイワイやってたのにいざ家に着くとさシーンって｣
｢わかるわかる！それは一人暮らしのデメリットだよね笑｣
女子｢あれ、大貴？｣
有岡｢ん？お、おう、、久しぶり｣
女子｢元気だった？｣
有岡｢うん。｣
女子｢久しぶりに会ったんだし近くのカフェでお話でもしない？｣
有岡｢しない。｣
女子｢まだ恨んでるの？｣
有岡｢別に。うらんでない。｣
誰？凄くきれいな人
ﾓﾔｯ
大ちゃんとこの人何かあったの？
大ちゃんこの人のとこ行っちゃうのかな？
女子｢なら、いいじゃない。あの時は悪かったと思ってるのよ｣
そう言って大ちゃんに近づく
有岡｢だったらそれでいいじゃん。｣
女子｢話し合えば大貴なら分かってくれるわ｣
大ちゃんの手を取る
女子｢ね？｣
いや、大ちゃんに触らないで欲しい。。。
有岡｢ごめんけど、俺彼女いるから。邪魔しないで｣
女子｢あらそう。まあ、今日のところは帰るわ。また会いましょ。｣
有岡｢行こ。｣
少し怖い顔をした大ちゃん、だけど私の手を握る手は優しい。
不覚にも離して欲しくないとさえ、思ってしまう
あの人は誰なんだろう
聞いていいのかな
有岡｢ごめん。巻き込んじゃって｣
｢ううん。大ちゃんこそ大丈夫なの？｣
有岡｢うん。平気、気になる？｣
｢え？｣
有岡｢聞き出そうな顔してる｣
｢うん、気になる｣
有岡｢じゃあ、嘘つかずに話すから信じてね｣
｢わかった｣
有岡｢そこの公園のベンチに座ろ｣
｢うん。｣
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作者名：Ne | 作成日時：2020年7月9日 2時
