181.『…伝言…か…』 ページ34
Aside
パァンパァンパァンと、三弾エマが打つと的の真ん中へ命中した
ヒュウと小さく口笛を吹くサンディと苦笑いの俺
さすがエマ…速攻で銃の扱いに慣れた………良いな、その才能…
ザ「こっちの準備は終わったぞ」
ソ「そっちは?エマの手に合う武器はあった?」
エ「うん。コレとコレならちゃんと使えそう」
ザックとソーニャの声にエマは銃を2つ見せながら言う
ザ「こりゃ頼もしい」
的を手に取り若干苦笑いのザック。
エ「みんな…知ってたんだね鬼の殺し方」
ザ「ああ知ってる」
サ「俺達が知ってるってことも殺す気でいるってことも
ソ「
そんな会話を聞き流し、俺は自分の手元にある銃へ目を移す。
俺の命中率はそれなりに低い。ここまで来る間とレウウィスとの鬼ごっこでそれなりに腕を上げたけど命中率はまだまだ…
1度ギュッと銃を強く握り、力を抜く
…あー…死にたくない
そう思った瞬間、脳裏をよぎったのはレウウィスとの鬼ごっこ。
左目を抉り取られた時、レウウィスの言っていたことをふと思い出した。
レ「我が名はレウウィス。君も私を狩りに来た給え__エマへの伝言だ」
思い出すと左目の奥がキリキリと痛み軽く手で包帯を触れる
…よく思い出したな、俺…覚えてなくてもおかしくないだろ…
エ「A、大丈夫?
うーん…と苦笑いで居るとエマに心配された
やべ、ちゃんとしないと
『……いや、大丈夫。何ともないよ』
できる限り、
エ「そう?なら良いんだけど…」
『ただ、レウウィスからエマへの伝言預かってたなって』
エ「……伝言…?」
『"我が名はレウウィス。君も私を狩りに来た給え"…だってさ…』
そう俺が伝言を口にした瞬間、エマの顔が変わった。レウウィスへの敵意が嫌でも伝わってくる。正直、俺に向けられた敵意でないとわかっていたって少し怖い。
どうやら、
レウウィスの作戦通り、か……うっわ、アイツの思惑通りとか何かヤダ。
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透 - うわこれ求めてたやつやん…… (2020年12月3日 1時) (レス) id: 3bb721340a (このIDを非表示/違反報告)
mayu0809!(プロフ) - めっちゃ好きです! (2020年11月29日 15時) (レス) id: 844f4b1a91 (このIDを非表示/違反報告)
ただの猫好き - 『シュティル』って名前で読んでたら「シュティル」がでてきたwww (2020年10月6日 3時) (レス) id: bd6f1862b8 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - 咲さん» 返信遅刻でごめんなさい!コメントありがとうございます!!お待たせしました!!待っていて下さりありがとうございます!これからもゆっくりとですが完結目指して頑張ります!! (2020年9月16日 18時) (レス) id: 49247f9769 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - トゥルピカさん» 返信遅刻でごめんなさい!お待たせしました!待っていて下さりありがとうございます!!お察しの通り亀更新ですが頑張ります!! (2020年9月16日 18時) (レス) id: 49247f9769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナシ | 作成日時:2020年5月16日 11時