４話 ページ6
１年前佐条バレー部入部１日後
私が朝教室に入っていくと
私の席に佐条が座っていた
「佐条…さん？そこ私の席なんだけど……」
本当は冷たく言いたかったけど
一度も話したことない相手に
それはないなと思い
少し柔らかく言ってみた
だがその瞬間佐条の顔が歪み
佐「は？あんた誰に向かって口聞いてんの？」
っと私にしか聞こえないように
小声で言った
(は？)
私は、
顔が歪みそうになるのを抑え
微笑んで
「え？」
そう言うと佐条は
佐「場所変えよっか！」
と、明るくなり
私の手を引き教室の隣の空き教室に
入る
(え、マジでなに？っていうかあの演技なに？こいつ猫かぶってんのかよ…)
佐条は椅子にﾄﾞｶｯと座り足を組んだ
その表情は私を見下すかのように冷たい
佐「あんたさぁ中学の時バレー部のマネージャーだったんだって？」
私は、(こいつ何様……)っと思いながらも
「そうだけど？」
と安定した声で答えた
佐「あ、なら丁度いい。私、バレー部なんだけど、あんた……私の脇役になってよ」
佐条は、微笑み当たり前のように言う
(いい加減にしてよ)
「脇役？なんで私がそんなことしなくちゃいけないの？
おかしくない？
あんた頭いかれてん(ﾊﾞｼﾝｯ
ついに我慢出来なくて
本音を言ったら
佐条が私を叩いた
そして馬乗りして
佐「だから、誰に向かってそんな口聞いてんの！！？
私よりブスのくせに…(ﾊﾞｼｯ
だいたい昨日だって(ﾊﾞｼｯ
あのヒロイン気取りのブス野郎にはめられて、(ﾊﾞｼｯ
皆から変な目で見られるし…
皆…私の言うことを聞いていればいいのよ！！(ﾊﾞｼﾝｯ
ねぇ！そうでしょ！！(ﾊﾞｼｯ」
っと狂ったように何回も何回も
私を叩き胸ぐらを掴んで言ってきた
だけど私は冷静に
(ここで断るともっとめんどくさくなるな……)
などと考え
「……分かったよ…佐条さんの脇役私やるよ……」
そう言い優しく佐条の手を包んだ
だが、その行動とは裏腹に
私の心は
(糞が……めちゃくちゃに潰してやる……)
尋常じゃない程に黒くなっていた
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- 江原せんせ好きだわ (2022年8月3日 1時) (
レス) @page28 id: 8c98ac490b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(プロフ) - ちょっ11話www連撃で笑っちゃいましたwww (2021年3月7日 20時) (レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
パリピポ(プロフ) - この作品は姉が本当に面白いと話を聞き私もハマっています! (2017年8月28日 23時) (レス) id: 9e55222d16 (このIDを非表示/違反報告)
要（しの）(プロフ) - 刹さん» そうですね！あの時夢主は、ただ純粋に手当をしてくれた松川にお礼として、隠し味入りスポドリを作ろうとしていたんです。しかし松川が「チーズが好き」っとふざけたので、夢主もふざけて、チーズインスポドリを作った、って感じですかね。分かりづらくてすいません！ (2016年12月11日 13時) (レス) id: 64c7d031ff (このIDを非表示/違反報告)
刹 - チーズのやつってハチミツかレモンって答えたらどっちかだたってことですか？ (2016年12月11日 12時) (レス) id: 5e4ada34bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：要（しの）
| 作成日時：2016年11月6日 15時
