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私は神崎A
元々目指していた大学の附属高校に進学できた
幸運にも優しい仲間たちに恵まれた
そして高校二年生となったある日
友人の1人が私たち共通の人をつれてバンドをしようと言ってきた
初めはなんでこんな時期にと思ったが
他のみんなはやろうよ！なんて言った
その子を、リーダーとして組んだ
男女バンドグループ【トリッキーフライ】
意味はないが、後付けとして付けられたのは
人をあざむくようなすごい演奏と飛び立てるような歌声で皆様を魅了するというような事だった
それに他の子はそれぞれ出来ることがあったようだ
キーボード、ギター、ベース
そしてリーダーの子はギターもするがボーカルをしたい
それを言ってきた
私はまぁボーカル居ないとバンド成り立たないしいいよ
と言った
他の仲間も賛成であった
そして残ったドラムが、私の担当になった
ドラムは初めて触った時はなんとも言えないぎこちなさがあった
それぞれみんなはできて私だけできていない
足を引っ張ってる
そう思うようになって、夏休みは猛特訓をした
【トリッキーフライ】自体も有名高校のバンドグループとしてメディアに目を持たれる存在にもなってきた
そんなある日、レコード会社の人が私たちの演奏をみにきた
どうやら、ニュースで見て気になったようだ
そしてオファーをかけられたのは何故か私だけ
他のメンバーもなんでみたいな顔していた
もちろん私も、他のメンバーの子の方が演奏はいいと思ってる
だが、レコード会社の人はこう言い放った
｢ドラムの子だけは演奏をひとまとめしようと頑張っている
それにギター、ベース
あなたたちの演奏は音が外れてるわよ
ボーカル、あなたは改善の余地があるけどもう少し頑張って欲しい
キーボード、あなたも改善の余地があるわ
だけどドラムに目を取られてるわね
だって演奏がめちゃくちゃだもの｣
私は音楽の知識なんてほとんどない
だから、ギターはもっといいですよ！
とか人のことを言えなかった
その時はなぜか口出しできなかった
だけど私は
｢ごめんなさい、私はこの人たちのバンドのドラムとして生きていきます｣
それを言った
だが、人生ってそれほど甘くはなかった
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めぷい(プロフ) - すぺるさん» ありがとうございます！、フォロー返させていただきます（？） (2020年4月4日 1時) (
レス) id: 5f7b547aec (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - フォロー申請させていただきました！あおって名前のアカウントです。 (2020年4月4日 1時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぷい | 作成日時：2020年3月15日 1時
