青色天然石 (ページ6)

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わからない人ページ6

｢私はここの主、元4代目8番。本当はこのまま管理人をする予定だったんだけど、命じられて戻ることになった。だから元8番。継ぐものを探していたらちょうど貴方が居たってわけ…どう？
ここの主になるの。七不思議が八番5いすはずちばんに｣

話から分かることは、この人は人間じゃない。そして私は聞いたことも無い七不思議8番としてここの主になれと言われていること。でも、ぶっちゃけ面白そう。

『いいね、私が次のいすはずち…え何？』

｢いすはずちばん。覚えずらいと思うけど｣

呆れながら言われたが、そんなん聞いたことも無い人に言わせればただの呪文。それになるのが私だけど…

『仕事内容は？』

｢仕事内容は──｣

やたらと長い話を聞いて時間の無駄だったのでまとめると

1【まず、この場所の噂を流す】

2【管理人としてここの掃除などをする】

3【本当に願いを叶えて欲しい、もしくはヒトに話せないことを聞いて欲しい者にそれに合っている物を渡す】

4【身を守るため戦うことになったりしたら影に隠れて切る】

5【ふざけて来た、もしくは誰かを呪って欲しいと来たものにはその本人に呪いをかける】

『1～4は分かるけど、5はなんで、ふざけてくるやつが居んの？』

｢5は、人が沢山来ると大変なのと、呪うための準備が大変だから｣

聞いたことねぇんだけど、噂になってないのに人が沢山来るってこと。あと、呪うための準備ってなんだ。わら人形か、それとも誰かの血か…

『まさかわら人形に血』

｢誰がそんなことする！！普通に人形とか、わら人形に米と人の髪を入れて釘で打つ！それだけ。もしくは…なんでもいいから容器に塩水を入れて名前の書いた紙を入れて願いを言う｣

『意外と本格的』

簡単そうに言ってくるけど、そんなこと言われたらこれからが思いやられる

｢でしょ。でもね、これは本当にヤバいやつにしかやっちゃダメなやつ。ふざけてやるとそれが自分に返ってくる｣

『やらねぇようにしよ』

｢私も貴方も夕方で時間が無いから全てを書いたノートをあげる。それを見て学んで、はいノート｣

『ありがとう』