青色天然石 (ページ3)

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片付けた資料ページ3

『やっと終わったーはいこれあげます』

輝｢篠原、ありがとう｣

『いい。別に家に帰ってもやることねぇから』

帰りの支度をしながら喋るが、頭の中では眠いを連続して言葉に出さないようにしている。

輝｢篠原も女の子なんだから言葉遣いに気をつけたら？ほら、彼氏できないぞー｣

煽りに来てしかもすっげぇニコニコ顔で言われて切れないやつがすごい。茜後輩はこんな奴に耐えてんのか…苦労が分かる。そんな煽ってくる輝を置いといて

『ハイハイ』

と、適当に返事をしこの部屋から出る。あとはそのまま部活もなんにもやってないので帰宅…と行きたかったが前の方から煽ってきたやつの弟が来た。

光｢あ、A先輩！！兄ちゃん生徒会室に居ました？｣

『居るよ。でも今、茜後輩をつり上げてるから入る時気をつけた方がいい』

光｢また、やってんすね。辞めろって言ったんですけど…ありがとうございます!｣

本当にあの輝の弟かと思うと、どこで道を外れてあんなダークネススマイルという言葉が似合う人になってしまったかが気になる所だ。