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根回し ページ19
篠原A兼七不思議が八番いすはずち ばん。七不思議のリーダーとその助手(後輩)に正体がさっそうとばれてしまいました…。
はぁ、バレちゃったよ。しかも、それが学校の後輩の子に。
「よく人の後ろをついて行こうと思いましたねお二人さん！」
「いや〜バレないかなって…」
二人は階段の踊り場の一番下に座ってもらい自分は仁王立ちで暇な時に読む新聞紙を丸めてバンッ！バンッ！と手に叩いている。
「すみません…」
「まぁ時間がないし他の人に言わなきゃいいよ」
八尋さんが私の顔を見るからなんだろうと思い声をかけてみる。
「どうかした？」
「いや、今度また会えないかな〜なんて…」
人差し指を唇に当ててこう言った。
「この事はぜ〜ったいに他の人には秘密だけどまた近いうちに会えるといいね。改めてじゃあね〜お二人さん」
こっちの根回しは終わったことだし…走って生徒会室へ。もう嫌になるわよ！何ってくれてんだアイツ〜!!!
『おまたせ〜』
バッ！とドアを開けるとそれなりの紙の山に埋もれそうな茜が居た。あ〜本当に大変そう…
茜｢先輩！！生徒会じゃないのにいつもすみません…｣
『全然いいよ。それに謝んなきゃいけないのは
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作者名：葉桜? | 作成日時：2021年11月3日 14時
