青色天然石 (ページ18)

今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:3,936 hit

制服ページ18

『もしもし！』

スマホを耳に近づけて要件を聞いてみる。

茜「あーA先輩…？」

『どうした？』

茜「それが…源先輩がいきなり祓い屋の仕事があったーなんて言い出して帰ってしまったんでまだ、学校なら生徒会の手伝いできませんか？」

『…あの無責任…。まだいるから今から行くねー』

茜「ありがとうございます！」

ピッと電話の通話を切って、二人の元に戻る。
あいつ～！仕事残して帰らないでよ！いつも鬼の速さで終わらせるくせして今日に限ってよ。わざわざ段ボールで郵便で送って着払いにて発送してやろーか？！

『悪いが用が出来たため帰る。ごめんなさいね』

花「え～もう帰っちゃうの？」

寧「八番さんまた、話したいので来てくださいね！」

『うん』

二人に挨拶をして名残惜しいが生徒会室に行く。あ、その前に人目の付かない所で着替えないと。ネックレスをイヤリングに変えると元に戻って制服姿になる。
どこからか視線を感じてパッと後や左右を確認する。でも、その前にここは旧校舎でほとんど人はいないはず…。なんでだろう？もしかしてと思って丁度隠れるにはいい壁の裏側を見てみる。

寧「あっ、あーー！あの源先輩と同じクラスの！？」

花「バレた！」