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自分の意思で ページ16
「千紗、あたし別の部活も見てみたいんだけど」
こそっとナナミが私にささやく。
そのとき、私はここにもうちょっといたいと思ってた。
「私、ここにもう少しいるよ」
予想外の答えに、
ナナミはちょっと驚いたようだ。
「そう？じゃあ・・・
あたし行くね！」
手を軽く振って、
ナナミは音楽室から出て行った。
「一緒に行かなくていいの？」
女の人が私に話しかける。
「・・・はい。もう少し、
ここにいたいなって、思ったから・・・」
恥ずかしくてうつむき加減で言った私を、じっと見て。
「かーわいいな〜、初々しい！」
いきなりハグされてびっくりする。
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ひよ(プロフ) - こんばんは。一気に読ませていただきました、優しい気持ちにさせてもらいました。ありがとうございます。続きも楽しみにしています (2019年2月15日 21時) (
レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2019年2月3日 18時
