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私から、伝えたいこと2 ページ7
「私も・・・大事な人を失くしたんです。
ずっと、動けないでいました。
動かなくていいって思ってました・・・
どうしてあの人を連れていってしまったんだろう？
どうしてあの人でなければいけなかったんだろう？
ずっと・・運命を恨んでいました」
ジヨンさんが、濡れた瞳で私を見つめた。
「そんな私を救ってくれたのがユノなんです。
ユノの言葉、行動、そんなひとつひとつに、
私は何度も救われました。
ユノのおかげで、私は前に進むことができたんです。
・・・ジヨンさん、あなたも前に進みたいんですよね？」
周也さんの言葉を聞いたジヨンさんが、
静かに首を縦に振った。
「どうか、恐れないで前に進んでください」
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2018年12月24日 18時
