今日:14 hit、昨日:16 hit、合計:40,110 hit
小｜中｜大
ダメ？ ページ42
「あおいくん、なあに？」
立ち止まって、
ユノは葵の目線までしゃがんだ。
「ぼくね、ゆのおじさんに運動会に来てほしいんだ」
「運動会？」
「葵の通ってる保育園と、
ほかの保育園と合同で毎年運動会をやってるの」
私の話をきいて、
ユノはああ、とうなずく。
「みいちゃんのお父さん、いつもリレーで早いんだ。
なぎくんのお父さんはパン食い競争でいつも一等とるの」
「へえ」
「ぼく、いつもお母さんだけだからちょっとつまらなくて。
だから、ゆのおじさんが来てくれたらうれしいなあ」
ユノはにこにこしながら葵の話を聴いている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sai-sai
| 作成日時：2018年9月20日 17時
