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だよね・・・。 ページ35
「あおいくんていうんだ。
はじめまして。お母さんに頼まれて来たんだ。
お店に一緒に行こう」
「・・・」
あおいくんは無言でかばんのひもを握り、
しばらくその場に固まっていたが、
先生に言われて仕方なく、という様子で入口に立っているぼくのところまで来た。
そりゃあそうだよな。
いきなり全然知らない人に「迎えに来た」って言われても怪しさ満載だよな。
靴を履いて立ち上がったあおいくんに、
ぼくは当たり前のように手を差し出していた。
あおいくんは少し考える顔をしていたけど、
そっとぼくの手に自分の手を重ねた。
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2018年8月14日 9時
