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はじめての「おむかえ」 ページ34

階段を上がって、ドアを開ける。



中に男の子がひとりと先生らしき女のひとがふたりいた。



「こんばんは・・・」



とりあえず挨拶すると、

ポニーテールの女のひとがあ、という顔をして立ち上がった。



「もしかして・・・
　おがわらさんの知り合いの方ですか？」

「はい」

「さっき連絡いただきました！
　仕事抜けられないから、代わりに知り合いがお迎えに行くって」




絵を描く手を止めて、男の子はぼくをじっと見ている。


「葵くん、お迎え来たよ」




そばにいた女のひとが男の子に話しかけている。

だよね・・・。→←ちょっとした「おつかい」



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作者名：sai-sai | 作成日時：2018年8月14日 9時

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