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ブレイクタイム2 ページ16
「この前はごめんね」
無言でコーヒーを飲んでいたユンホさんが突然言った。
「え、なにが？」
「いきなり番号教えてなんて。
それに全然お店にも来られなくて」
「そんな、いいよ。
まぁ・・・
ちょっとびっくりしたけど」
「もっと早く謝りたかったんだけど、残業が続いちゃって」
「そうなんだ。忙しいの？」
「ん〜、今は少し落ち着いたかな？
部下が動き出したらまた忙しくなるかなあ」
「ユンホさんて、どんな仕事してるの？」
「ぼく？ぼくは営業だよ。といっても部長だから、
ほとんどデスク仕事と他の部署との折衝だけどね」
ちょっとつまらなさそうに言うので、
私はふふっと笑った。
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2018年8月14日 9時
