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酔ったのか酔っていないのかわからない状態で、
私は飲み屋さんを出て亮太と別れ、家路についた。
気分がすっきりかあ・・・
ほんとなのかな？
お花なんてたまに会社の最寄駅にある花屋さんを通るときにちらっと見るくらいだ。
あー、ひまわりだ、もう夏なのかみたいな。
特にお花に思い入れがあるわけでもない。
でも、それは奈緒たちも同じだったはずだ。
これまでのつき合いで、2人がお花について何かを言ったことはなかった。
お花に、きっと何かがあるんだ。
信じてみようか。
今の自分のもやもやした気持ちを解消できるかもしれないなら。
私は携帯を取り出して、
奈緒の携帯の番号を表示した。
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2018年1月30日 9時
