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「来るかなあ」
「どうでしょうね」
僕らは朝からそわそわしていた。
今日はクリスマス・イブだ。
あのあと1週間くらいして、秋元さんがお店に来た。
「主人ととことん話し合って、運を天に任せてみようって決めました」
「え、じゃあ」
「手術、受けようと思います」
「そうですか・・・」
「失敗にしか目がいかなかったけど、成功率がゼロなわけじゃない。
ゆうだって頑張ってるんだから、私たちもゆうを信じなきゃ」
「そうですね。お医者さまもがんばってるし」
「そうですね！ほんといいお医者さまに出会えてよかったです。
”いっぱい考えてください、手術はいつでもできるようにしておきます”って」
ふふ、と秋元さんは笑った。
「ええと・・・」
僕を見て、お名前教えてください、と秋元さんが言う。
「ゆうがいつも”うの、ちゃんみ”って言ってるからほんとの名前がわからなくなっちゃって」
「ああ！僕はチャンミンです、あちらは”ユノ”です」
「ありがとうございます、チャンミンさん。あのお花・・・とても心が落ち着きました」
「そうですか、よかったです」
「眺めていたら、心が洗われていくような気がして。
お花って、不思議な力があるんですね」
秋元さんは病室に飾ると言って、サンダーソニアを買っていった。
秋元さんとゆうくんの好きな花だ。
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sai-sai(プロフ) - hannaさん、コメントありがとうございます！ほっこりするって最高にうれしい褒め言葉です！ありがとうございます☆ (2017年7月23日 14時) (
レス) id: b179f8aebd (このIDを非表示/違反報告)
hanna(プロフ) - 待ってました！この小説読んでるとなんだかほっこりします(^^) (2017年7月23日 9時) (携帯から) (レス) id: 0447c67cc4 (このIDを非表示/違反報告)
sai-sai(プロフ) - wakaさん、ありがとうございます☆まだいきてます（笑） (2017年7月22日 23時) (レス) id: b179f8aebd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - まだいきてる！ホッとしたわ！手術するのかしら？成功しますように！ (2017年7月22日 0時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
sai-sai(プロフ) - wakaさん、コメントありがとうございました！また再開するきっかけになりました。 (2017年7月21日 23時) (レス) id: 92246d6408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2017年4月28日 23時
