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始動 2-1 ページ18
僕はいつもどおりに仕事を続けている。
鉢花に水をあげたり、
バケツを洗ったり、
切花の水揚げをしたり。
ユンホ先輩の誘いを受けてから、よからぬことを言う人がいる。
僕は職場で一言ももらした覚えはないんだけど。
「なんであいつが？まだ使えねーじゃん」とか。
「同郷だからほっとけないんじゃない？」とか。
ユンホ先輩はお店でも目立つ存在だし、技術もすごい。
一緒にお店をやりたいって思う人も多いんだろう。
僕でいいのかな？って、僕自身が不安になることも正直ある。
でも、面白そうだから。
ユンホ先輩と仕事をするのが面白そうだから、僕は決めたんだ。
つまらない陰口は右から左にさらっとスルーして、
僕はじょうろに水をくんだ。
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2017年1月30日 22時
