vol.32 ページ5
すっかり暗くなった帰り道。
スーパーで買った食材をがさがさ言わせながら、
私は力なく歩いている。
なんであんなこと言っちゃったんだろ・・・
私の心の中に留めておけばよかったのに。。。
あのあともチャンミンとは電話をしてるけど、
いまいち楽しめない。
そんな気持ちが伝わるのかチャンミンも遠慮がちで、
いつもより短めな電話が続いていた。
家の前で鍵を出した瞬間、携帯が鳴った。
これは・・・メールかな・・・
家に入って、荷物を置いてからメールを開く。
『花たばをとどけてください。
5000円ぶん、おまかせで。
4月○日20時、ホテル◆◆の10○○室までおねがいします』
・・・なに？
差出人を見ると、未登録のアドレスだった。
いたずらなのかなんなのか・・・
でも、妙に現実味がある。
日付けは明日。
20時にホテル◆◆・・・
すぐにホテル◆◆の場所を検索してみる。
そこは高級ホテルだった。
「電車で40分くらいか・・・」
それなら仕事終わりで行っても間に合う。
なにかやばいことになったら叫べばいいや。
ホテルマンが助けにきてくれるだろう。
変なメールに少しだけ元気が出た私は、
夕飯を作るためにぱこん、とまな板をセットした。
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sai-sai(プロフ) - alexisさん、コメントありがとうございます！ 盛り上がって読んでもらえてうれしい！(*≧∀≦*)ええ、これはもう神並みのイタズラですよ(笑) (2017年7月23日 16時) (
レス) id: 92246d6408 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - おっほほ！事務所公認ですね！やった！ (2016年9月22日 16時) (レス) id: 65d90739eb (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - やっと！ふたりは逢えましたね〜♪ まさかユノがメールしてたなんて( ´艸｀) 間違い電話が結んだ偶然の？いやいや！こんな確率は神さまのイタズラ！ (2016年9月19日 22時) (レス) id: 65d90739eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2016年9月17日 16時
