vol.48 ページ22
ピンポン。
家に帰ってご飯を作っていると、チャイムが鳴った。
火を止めて、あわてて玄関に向かう。
かちゃ、とドアを開けると、とたんに抱きしめられた。
「え！ちょっと、ここ人通るから」
チャンミンは何も言わない。
ただ、ぎゅうっと私を抱きしめている。
「チャンミン、中に入ったほうがいい」
後ろから声がした。
「あなたは・・・？」
「あ、失礼しました。まだ挨拶をしていないですね」
「はあ・・・」
とりあえず部屋に入ってもらい、ソファに座ってもらう。
「私は日本での東方神起のマネージャーをしています、野口といいます」
「え！マネージャーさん？！」
「チャンミンから話は聞いています。櫻井莉央さん・・・ですよね？」
「はい」
「韓国のマネージャーにも連絡はしてあります。どうか、チャンミンをよろしくお願いします」
「え？・・・反対する、とかそういうことにはならないんですか？」
「ああ」
野口さんは全てを悟ったような顔をして微笑んだ。
「2人とも子どもじゃないですから。
ただ、立場が一般人とは違うので、何か騒ぎになったときに相手の方まで巻き込んでしまうことも多いので、恋人ができたときは私どもマネージャーに言うようにと伝えてあるんです」
「そうなんですか・・・」
「芸能人というカテゴリをはずせば、彼らも普通の男です。
大切に想う人がいるのなら、その気持ちを大事にしてほしい」
野口さんが話している間、チャンミンはずっと私を見つめていた。
不安そうな表情で。
「じゃあ、そういうことで。チャンミン、明日迎えにくるから」
「はい。よろしくお願いします」
ん？明日？
私にもう一度よろしくと言って、野口さんは部屋を出て行った。
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sai-sai(プロフ) - alexisさん、コメントありがとうございます！ 盛り上がって読んでもらえてうれしい！(*≧∀≦*)ええ、これはもう神並みのイタズラですよ(笑) (2017年7月23日 16時) (
レス) id: 92246d6408 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - おっほほ！事務所公認ですね！やった！ (2016年9月22日 16時) (レス) id: 65d90739eb (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - やっと！ふたりは逢えましたね〜♪ まさかユノがメールしてたなんて( ´艸｀) 間違い電話が結んだ偶然の？いやいや！こんな確率は神さまのイタズラ！ (2016年9月19日 22時) (レス) id: 65d90739eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sai-sai
| 作成日時：2016年9月17日 16時
