検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:24,076 hit

no.126 ページ24

「・・・・・・やべー」


そう言うと、颯太さんは頭を抱えてテーブルに突っ伏した。



「ど、どうしたの?」

「なんか先越された気がする」

「?」

「その話なんだけどね?」

「うん」

「そもそも韓国に住む必要ないんだって」

「え?!」

「クレバは日本が拠点だから、韓国で活動するとしてもずっと住むとかはないんだって。
 ライブとかイベントの前1週間くらいなんじゃないかな。
 行く回数は増えるかもしれないけどね」

「・・・・・・えー・・・」

「んーと、まぁ、こないだおれが言ったのは軽いはやとちり・・・っていうか」




今度は私が頭を抱えてテーブルに突っ伏した。



「えー・・・こんなに悩む必要なかったってこと?」

「ごめん」

「私なんかすごい恥ずかしいこと言った気がする・・・」

「おれ、プロポーズされたかと思った」

「?!」

「待ってもいいか、なんて・・・」





テーブル越しに颯太さんの腕がのびたと思ったら、



頭をぐいっと颯太さんのほうに引っ張られた。

no.127→←no.125



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 年上 , 韓国   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:sai-sai | 作成日時:2016年10月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。