クラシック～Changmin (ページ21)

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vol.21 ページ21

「それ・・・もう告白されたもいいとこじゃない」

マックとの電話から1週間以上経つ。

私は電話で玲ちゃんと話していた。

「そうなのかな・・・」

「かな、って！なに、莉央って鈍いの？」

「そんなことは・・・」

妙に歯切れの悪い返事になってしまう。

結局、あの日はマックに言われた言葉に返事などできずに電話を切った。

たぶん、うれしかったと思う。

”もっとリオのこと知りたい”・・・これだけを言われた状況なら。

でも現実は、マックは私を自分の生活を脅かす人間なんじゃないかと疑っていて・・・

もちろんそんなつもりはないし、

マックが有名な人だなんて考えもしなかった。

マックは「東方神起のチャンミン」だけど、

私には「俺様で、ときどき甘えん坊なマック」なんだ。

事実を知っても、それは変わらない。

1人で考えていると頭がおかしくなりそうだったので、

私は玲ちゃんに相談することにした。

電話の相手が「超」有名人ということはふせて。