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にゃんだふる ページ1
俺は死んだ
冒頭から早々に死んだ
死因は車との接触事故
なんともありきたりな死に方をしてしまった
やりたい事もやり残した事も沢山あるっていうのに死んでしまったのは悔しいがこれからどうなるかの不安の方が勝っていた
死んだと自覚してからってもの白く何も無い道を淡々と進んでいる
ありきたりなトリップものだとなんか神様とか現れたり
光がブワァって立ち込めてアニメや小説の中に飛び込んじゃうやつがありそうだが…
どうやらそんな気配はまったくない
「にゃ〜」
俺の前に突然猫が現れた
小さくてもふもふした可愛い黒猫だ
こいつ…
俺が何か思い出そうとした瞬間気を失い目の前は真っ暗になった
〜＊〜＊〜
風を切る音が聞こえる
砂利を踏む音が聞こえる
「………！？」
俺はいつの間にか知らない男から抱き抱えられ森を猛スピードで掛け向けていた
俺を抱える男はマスクで顔が覆われていてどんな表情をしているのか分からなかった
でも、優しく抱えている手に悪意は感じ取れなかった
この男がどんな顔なのか知りたくて俺は男の顔に手を伸ばす
……………ん？手？？
フワフワの黒い肉球付きの手…
「にゃぁぁぁぁぁああああああ」
猫の叫び声は里まで響いたそうな…
〜作者〜
まぁ、男主の猫転生ですw
カカシとイルカが好きなのでこの2人を中心に書いていきます！
ゆるりとギャグありほのぼのあり、ときたま戦闘あり…
とまぁ作者の気分小説ですw
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作者名：猫霧 | 作成日時：2017年5月6日 22時
