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爆豪を護衛する形で施設へ向かっていたとき。
相手の
とりあえずひどい怪我がある訳では無いようだから、緑谷が2人に言った。
「とりあえず無事でよかった…
そうだ一緒に来て!
僕ら今
かっちゃんを護衛しつつ施設に向かっているんだ」
そうしたら、二人は不思議そうな顔をした。
「爆豪ちゃんを護衛?
その爆豪ちゃんはどこにいるの?」
「え?」
この非常時、誰も油断したやつなんかいなかった。
＿＿しかし、誰も気づかなかった
「彼なら俺のマジックで"貰っちゃったよ"
こいつぁ
もっと輝ける舞台へ俺たちが連れてくよ」
その
「ラッキーなことに、目標が二人イッキに手に入ったうえにアドリブでもう一人貰えちゃったよ」
目標が二人…一気に……ということは、まさか、Aも…
俺の目が、だんだんと焦りに変わる。
「"彼女"の個性はあの人が欲しがってたからねぇ!
難易度は高いって聞いたけど、あっさり手に入って助かった」
そう言って、俺の氷を軽い身のこなしで避けていく。
クソ、どうにかして奪い返さねぇと。
Aを、Aを返せ＿＿
「開闢行動隊! 目標回収達成だ!
短い間だったがこれにて幕引き!!
予定通りこの通信後5分以内に"回収地点"へ向かえ!」
「幕引き…だと
させねえ! 絶対逃がすな!」
．
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作者名：みすと | 作成日時：2019年1月24日 23時
