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○
「………怖くない怖くない怖くない」
「怖いのねAちゃん」
とうとうきた肝だめしのお時間。
わたしは梅雨ちゃん・お茶子ちゃんペアと共に、警備として見回ることになった。
やだよ怖いよ。
けどわたしは警備するために来たんだ、しっかり役目を果たさなくては。
少し進んでいて、なんだか違和感を覚える。
「…? なんかコゲ臭い」
すん、と鼻をならす。
少し気をつけて辺りを見回す。 怖いとか関係ない。
そのとき、わたしのセンサーに、
それと、
注意深く見るけど、センサーは近くじゃない。
けど、行く方向に
2人に伝えたとして、声とかで相手に勘づかれても困るから、まだやめておこう。
．
頭に響くマンダレイからのテレパス。
相澤先生による戦闘許可と、狙われている生徒が、「
…そう、わたしも狙われている。
そしてここからわかるのが、何故か相手に、わたしが今いることもバレている。
真っ先に
「あーあ、すぐバレちゃいました
すぐ感知するやつだから注意しろ、って言われてたんですけど」
切ったナイフをんー、と見ている。
梅雨ちゃんとお茶子ちゃんがわたしを守る体制にはいった。
わたし達の林間合宿は、いつからか壊されはじめていたのかもしれない。
．
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作者名：みすと | 作成日時：2019年1月24日 23時
