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ビッグイベント雄英体育祭が終わり、数日経った。
今日は久しぶりに雄英の保健室に来ていた。
この数日は珍しくおばあちゃん…リカバリーガールに呼ばれず、友達と放課後遊んだりしていた。
まあ私の恋バナ(笑)を話せ話せと言われただけだけど。
こんなに興味あるのか…女子の恋バナ好き怖い。
…けど、結局轟くんとはあれから連絡を取っていない。
体育祭のときは疲れてしまってすぐに寝たし、その後は1日経ったから変な遠慮というか今更メッセージ送ってもな…という感じでトーク履歴も開いていなかったのだ。
…あーあ、もう。
どさ、と机に突っ伏す。
この意気地無しめ、と白衣の裾を握る力を強めたその時。
「…いた」
「…ぁ、轟くん…」
今やすっかり有名人の彼が立っていた。
ゆっくり体を起こし、用件を聞く。
「どうしたの?怪我した?」
「…ああ、捻挫した」
改めて見ると、彼は体操服を着ていた。
ということは、ヒーロー科の大変な授業で怪我してしまったのだろう。ヒーロー科大変だなぁ。
轟くんに椅子に座るよう促し、少し赤く腫れた腕を見せてもらう。
「痛みが引いたら言ってね」
私は無言で治癒を施していく。
ぽわ、と明るい光が彼の腕を包む。
「…あ、そうだ
轟くん、体育祭2位おめでとう」
「…ああ」
すると轟くんは、思い出したようにつぶやく。
「そうだ、…お母さんに、会いに行った」
「え、そうなんだ!
頑張ったね、轟くん」
「…ああ
いろいろ話せて、よかった」
轟くんは、確実に前に進んでる。
左側の力を使う決心をした様子だったし、心の整理もついてきたんだろう。
…ああ結局私、何もしてない。
「…痛み、なくなった」
「よし、じゃあ軽くぬぐってみて」
腫れはすっかり治まり、元の腕がこんにちはしている。良かった。
「…なあA」
「…ん?」
「体育祭の後、泣いてるお前見ちまったんだ、わりぃ」
…見られてたのか。恥ずかしい。
「…何か、あったのか」
…言っても、良いかな
「…じゃあちょっと、私の話、聞いてくれる?」
轟くんはこくりと頷く。
私はゆっくり口を開いた。
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みすと(プロフ) - 外園南さん» そう言っていただけて嬉しいです!ありがとうございます!! 新しいやつは現在進行形で頑張ってるので気長に待っていただけると嬉しいです( ´ ▽ ` )ﾉ (2018年5月17日 8時) (
レス) id: 2f6679e490 (このIDを非表示/違反報告)
外園南 - 新しい話も読みたいです！ (2018年5月16日 20時) (レス) id: 35bda0983c (このIDを非表示/違反報告)
外園南 - とても面白かったです！夢主ちゃんの淡い恋心にとても共感しました！ (2018年5月16日 20時) (レス) id: 35bda0983c (このIDを非表示/違反報告)
みすと(プロフ) - 鈴木美妃さん» ありがとうございます、頑張りますね!ヾ(●´∇｀●)ﾉ (2018年5月14日 17時) (レス) id: 2f6679e490 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - みすとさん» はい。新作楽しみに待ってます。 (2018年5月14日 17時) (レス) id: 20aecf2dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすと | 作成日時：2018年5月5日 12時
