第１２５話 ページ7
「ははっ・・・俺としては使ってほしいんだけどな
」
太刀川の言葉に風間は静かにブチ切れる
「何言ってんだおまえは」
「だって迅以外の黒トリガーと戦ってみてーじゃん
？」
「そう考えるのはおまえか米屋くらいだ」
そう言った次の瞬間風間の姿が消えた
風間の姿が消えたのと同時に他の隊員たちも戦闘を開始する
『・・・・・！？』
気配はするのに姿は見えない
ヒュッ
風の切る音
『あっぶな！』
優菜はそれをギリギリで躱した
『((姿が見えない・・・・・透明化のトリガーか？
でも・・・・・))』
ヒュン ヒュン ザクッ
『！』
風間のスコーピオンが優菜の頬を切り裂く
風間の攻撃を避けながら優菜はあるモノに話しかけた
『ちびレプリカ いるか？』
《ユーナか？》
優菜のパーカーのポケットから姿を現すちびレプリカ
優菜は小さなそれに風間の攻撃を後退して避けながら訊いた
『さっきから敵の攻撃パターンを見てるけど・・・
・・
透明化してる時は攻撃して来ないんだ
どう思う？」 』
優菜は『印』の力で風間に反撃する
《ふむ
どうやら目の前にいる敵は攻撃してこないのでは
なく攻撃『できない』とみた》
『攻撃できない？』
ヒュンッ
スコーピオンが優菜の髪を斬る
ハラリと白い髪が散った
「 ((攻撃が当たらない・・・・・これ以上当たらな
い攻撃を繰り返しても無駄だな)) 」
『お？』
風間の姿が再び消える
ガキンッ
音のした方を見ると風間が迅へと攻撃を繰り出していた
『((わたしに攻撃するのをあきらめたのか・・・・・
ジンさんたちを先にツブスつもりか))』
だが警戒はしたままだ
先日の狙撃手の姿が見えない
優菜は三輪隊との戦いを思い出した
『 ((前回はエキという場所だったな
周りは高い建物ばっかで狙撃手からわたしやユウ
マを狙いやすい場所
逆にユウマがおびき出してくれたおかげで狙撃手
の場所もわれやすかった)) 』
少し距離を取り迅たちを見る
風間・歌川・菊地原がスコーピオンで迅たちへと突撃
反撃した木虎と時枝の弾丸を風間がシールドで防ぎその隙に歌川が迅へと攻撃を仕掛ける
だが耐久力の低いスコーピオンは迅の太刀を受け簡単に折れてしまった
『 ((なるほど・・・・・動きがいいな))』
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。いくらでも待つので更新頑張ってください！ (2019年12月9日 23時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
RAIN@元アラジンlove(プロフ) - 流さん» わかりました。 (2016年11月20日 19時) (レス) id: 5aca2d49f2 (このIDを非表示/違反報告)
流 - 番外編の誕生日の話の復活を希望します。 (2016年11月20日 19時) (レス) id: 81e8ccb09e (このIDを非表示/違反報告)
魔李亜(プロフ) - レインさん» はーい！いつまででも待ってますよ〜！更新ファイトです！p(^_^)q (2016年7月10日 19時) (レス) id: cf9bb19d88 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔李亜さん» はい、最近ストーリーに悩んできていて・・・・・。頑張って更新します。もう少々お待ちください。 (2016年7月10日 19時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RAIN@元アラジンlove | 作成日時：2016年5月6日 0時
