私と君の恋愛事情 (R.Y)

Lv.3 ページ6

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ｻﾞﾜｻﾞﾜｯ…


ﾄﾞﾝｯ
「あ、すいません…」






駅は人が多くてすれ違う人とよくぶつかるのは日常茶飯事




ぎゅうぎゅうの箱の中に自分の身を詰め込む





帰宅ラッシュ


もうちょっと時間ずらそうかな









ｻﾜｻﾜ

ん、？
お尻、触られてる？




大丈夫、何駅か我慢すれば…

？「おい、おじさん、警察に言いますよ」




この声…


顔を上にあげる



やっぱりね、山田だ



やっぱりそのおじさんは私のお尻を触っていたようで、そそくさ逃げて行った







最寄りに着く間、山田は黙って私の近くに立ってくれていた





最寄りに着いて一緒に降りる



「一緒…か」

小さく呟く








涼介「ん？何か言った？」





「あ、いや


ありがと」




涼介「いいよ〜」




やっぱり女の子慣れしてるな〜


涼介「何ボーってしてるの


早く行くぞ」




「あ、うん」




小走りで山田に近づき、隣を歩く








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