天下無双の黒天使【東京卍リベンジャーズ】

24【vs芭流覇羅】 ページ40

一虎の出所から約１ヶ月近くたった頃、私は東卍の隊長格の人たちと共に銭湯に行っていた

場地は内輪揉め起こして今日の集会は出禁にしてある

…場地が内輪揉めなんて珍しいな

今までこんなことあったか？

『………いやぁしかし、男湯の方が騒がしいなぁ……大方、マイキーとドラケンが喧嘩してるんだろうけどさ…』

そんな光景を目に浮かべながら、私は自分の体を見た

白過ぎず、黒過ぎない私の体には2箇所の刺された跡がある

まさか、今年になって2回も刺されるとは思わなかったな……

……1回目は刺された、なんて言えないな

『いや…ある意味刺されたのか……？』ﾎﾞｿｯ


ﾏｲｷｰ「おーいAー！！俺らはそろそろ上がるぞー！！」

そんな声が聞こえたので、私も上がることにした

タオルで刺された箇所を隠しながら着替えた


髪も乾かし終わって、出てみるとちょうどマイキー達がいた

タケミっちが牛乳飲んでる……すっげぇおっさんみたいww

ﾄﾞﾗｹﾝ「Aも来たな……行くぞ、タケミっち」

ﾀｹﾐｯﾁ「え…どこに？」

あり？知らないのかな

外に出てみると既に三ツ谷、スマイリー、ムーチョが待っていた

ﾐﾂﾔ「いよいよだな…」

……私は、パーちんが出てくるまで待った方がいいとは思ったんだけどな

まっ、マイキーか決めたことだ。異論はない

ﾏｲｷｰ「タケミっち、行くぞ…新参番隊隊長任命式だ」

タケミっちはそれにひどく驚いた様子だった

……あれ、私タケミっちに言ったっけ(汗)


今私はマイキーたちと共に、バイクで神社に向かっている

向かっている時、ふと歩道の方を見てみると

『(………？場地？)』

そこには場地っぽい人がいた

しかも、東卍の特服のようなものを着ている

『(……まぁ、いいか)』

身に感じた嫌な予感をこれ以上感じないように、私はそれについて考えることをやめた



神社には既に東卍のメンバーが集まっていた

いつもと違い、私はマイキーの左側に立つ

いつもみたいに右斜め後ろに立ったら、ドラケンに被って見えなくなっちゃう……くっそ高身長め…←←

ﾄﾞﾗｹﾝ「これより、東京卍會“参番隊隊長任命式”を始める！」

ドラケンの言葉に東卍のメンバーは少しながら動揺したようだ

いつもに比べて無駄話が多い

ﾏｲｷｰ「参番隊隊長、前に出ろ！」

マイキーにそう言われて出てきたのは、褐色肌に金髪の少年だった

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