天下無双の黒天使【東京卍リベンジャーズ】

2 ページ3

すると全く怪我をしていない方が「バットもってこい！！」と言い始めた

声が違うからさっきの言葉はきっと怪我をしている金髪くんの方だろう

『いやいや、さすがにバットは反則じゃね？』

ﾄﾞﾗｹﾝ「客も引いてるしな…そろそろ割り込むか…」

なんでマイキーはまだどら焼き食ってんだよ

『ほら、いくぞ』

ﾏｲｷｰ「ん…」



ﾄﾞﾗｹﾝ「オイキヨマサ、客が引いてんぞー」

『ムキになってんなよ、主催サン？(笑)』

私たちはそう言いながらえっと…キヨ、マサ？くんに近づく

ギャラリーがザワザワしてて暑いのにさらに暑苦しくなってる……ウザイ…騒ぐな…

ﾏｲｷｰ「ねぇねぇ？ケンチン、A？」

ﾄﾞﾗｹﾝ「あぁ？こーゆーとこでそのアダ名呼ぶんじゃねぇよ」

ドラケンに話しかけたマイキーの手には先程のどら焼きはもう残っていない

ﾏｲｷｰ「どら焼きなくなっちゃったー」

『またあげるから今は我慢して』

ﾏｲｷｰ「まじ！ありがとうA！」

ギャラリーにいた大半の奴はマイキーの姿を捉えた瞬間、私たちに向かって頭を下げた

「お疲れ様です！」

「「「「「「「お疲れ様です！総長！！！」」」」」」」

マイキーは私とドラケンを追い抜き(正確には私はマイキーの隣にいるが…)頭を下げる集団の列を進んで行った
そのときマイキーは自分の口の端に着いたどら焼きのカスを舌でとった

くっそコイツ、顔だけはいいんだよなぁ……

途中、列から声をかけてきた子がいたがマイキーは無視し、ドラケンが圧をかけていた
……ん？私？その時は塩飴舐めてるのに夢中だったから聞いてない←

マイキーはキヨマサくんの前にまで来た

ｷﾖﾏｻ「お疲れ様です……ｯ」

頭を下げる角度が浅すぎて、ドラケンに鳩尾(みぞおち)を蹴られていた

まっ、マイキーはそのままスルーして怪我してる子の方に行ってたけどね

私はドラケンと一緒にキヨマサくんに説教(という名の脅迫)中(暗黒微笑)

ﾄﾞﾗｹﾝ「キヨマサー、いつからそんなに偉くなったんだ？」

『総長に挨拶する時はその角度でなくちゃ♪あぁでも…


お前だったら土下座くらいしてもらっちゃってもいいかもなぁ？』

私はキヨマサくんの顔を覗き込みながら言った

クッソ悔しそうな顔してて面白かったァ(笑)

私はその後、マイキーの所に行った

怪我した子にマイキーが顔を近づけると、その子は後ろに座り込んだ

3→←1【喧嘩賭博】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す