天下無双の黒天使【東京卍リベンジャーズ】

1【喧嘩賭博】 ページ2

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『……んう？』

私は家に鳴り響くインターホンの音で目を覚ました

寝ぼけ眼で来たのが誰か確認してみると、いたのはマイキーとドラケンだった

ﾏｲｷｰ「やっほーA、暇だから遊びに来ちゃった♪」

ﾄﾞﾗｹﾝ「俺も邪魔するぜー」

『あぁ、うん……入っていいよぉ…』

私はオートロックのドアのロックを開け、2人をマンションのロビーに入れた



あと数分すれば彼らは来るだろう

その前に色々と支度をしなければ…

てかもうめんどいからあいつらに私の家の合鍵渡そっかな？

いちいちドア開けるのめんどくさいし…

………顔洗わなきゃ…


朝食(時間的には昼食)を作り始めようとしたところで家のドアが開く音がした

数秒してマイキーとドラケンがリビングに来た

ﾏｲｷｰ「はぁ、やっと着いた…A、なんか作ってー！」

『家に突然上がり込んできてさらに飯を要求するか…まぁ、いいけど。楽だから炒飯でいい？』

ﾏｲｷｰ「うん、それでいいよ」

『ドラケンは？』

ﾄﾞﾗｹﾝ「あぁ、俺もそれで大丈夫だ」

『りょ』

私はその場でパッと思いついた炒飯を作り始めた

さすが困った時の炒飯だ、すぐに作り終わった

そのままさらに盛り付け、私とマイキーとドラケンの3人で食べ始めた

＿＿＿＿

ﾄﾞﾗｹﾝ「そういや、最近ここいらで“喧嘩賭博”ってのがやってるらしいぜ？それも東卍主催ってことになってる」

ﾏｲｷｰ「は？何それ知らないんだけど」

『あー聞いたことあるわ、実際に見たことはねーけど』

ということで昼飯を食べ終わったらその喧嘩…賭博？とやらが開催されているところに行くことになった
それにしても炒飯うめぇ…自分天才だな←


＿＿＿＿

家を出る時にマイキーにどら焼きを渡すとマイキーはそのまま食べながら開催場所に向かった

もちろんちゃんと自分は黒の半袖パーカー着て、フード被ってますけど何か？←

しばらく歩くとやたらと人が集まっている場所に着いた

どうやらここが喧嘩賭博が行われている場所らしい


「引けねぇんだよ！！！！引けねぇ理由があるんだよ！！！」


そこに着いた途端に響いたその言葉

声的に私達も同じくらいの年齢だろう

今どき、そんな言葉を言う中学生なんているだろうか…

ﾏｲｷｰ「“ぜってぇ負けねぇ”って…あいつほんとに中学生か？」

ﾄﾞﾗｹﾝ「確かに、中坊が言うセリフじゃねぇな」

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