天下無双の黒天使【東京卍リベンジャーズ】

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正気に戻ったのはもう立ってる者がほぼいない時

最後の一人を殴ってからもう殺気を感じなくなった

自分でもこんなにキレるとは思わなかった

キョロキョロしてたら三ツ谷が座り込んでいるのを見つけた

私は三ツ矢の方に歩いていった

『やほ、体は大丈夫かい？』

ﾐﾂﾔ「うおっ、Aか。むしろ、お前の方が大丈夫か？珍しく頭から血が出てんぞ」

『あり？まじか…』

そのまましばらく2人で話してると

ｽﾏｲﾘｰ「おーい、こっちは片付いたぞ〜」

とムーチョの首に腕を回しているスマイリーが現れた

『いや…スマイリーどうした？』

ﾑｰﾁｮ「コイツ、足やっちゃったみたいだ」

『ありゃりゃ……』

足やったんかスマイリー君よ

それでも笑顔なのなんなん？ねぇ？←

ﾐﾂﾔ「おぉ、マイキーは」

ﾊﾞｼﾞ「あっち」

場地は駐車場の真ん中辺りに立つ2人を指した

修もまぁ、よくマイキー相手に立っていられるね

あっちの声は雨の音にかき消されて聞こえない

パトカーの音は聞こえたが…

すると突然バイクに乗った男性が駐車場に入ってきた

みんなが散り散りに逃げているなか、私はマイキーのそばに駆け寄った

修はバイクの後ろに乗り叫んだ

その内容はさすがに聞こえた

ｼｭｳ「マイキー、もうすぐ関東最強の暴走族連合が誕生する……芭流覇羅(バルハラ)だ！！」

愛美愛主(メビウス)だったり芭流覇羅(バルハラ)だったり…

なんで最近はそんな感じの名前の暴走族が多いのかねぇ？

………そういや、黒龍(ブラックドラゴン)ってのもいるんだっけ

私が名づけるとしたらそうだなぁ…あぁ、天竺(てんじく)…とかだろうか


「A！オレ＿身寄＿＿＿い人を集め＿、“天竺”っつう国＿＿る！」


………？誰だっけ…この子

あぁ、思い出した

昔、外で遊んでた時にたまに一緒に遊んでた子だ

それにしても、なぜこの光景が浮かんだだろうか

『なんでまた急に……』

突然だが、私が万次郎達にあったのは4年前なのである

それまでは私は別の街で暮らしていた

両親が海外赴任する直前に今のタワマンに移動したのだ

………それまでは私は小学校でいじめられていた

まぁ、この話はまた今度

今は修とマイキーに集中しなければ…

ｼｭｳ「オレは芭流覇羅(バルハラ)初代副総長、半間修二…覚えておけマイキー、この先東卍に、平和はねぇぞ？」

そういうと修はバイクに乗ってどこかへ行ってしまった

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