世界最速の彼女は色んな人に好かれるようです？【Dr.STONE】 (ページ18)

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【科学の武器】 Ⅰ ページ18

どのくらい経っただろうか…

時間にしたら数秒だろうが体感的には数時間がたったような気がする

とりあえず…落ち着いてみよう

司は石化復活液のことを知らない…もしかしたらそんなものがあると思ってはいるだろうが…

とにかく、石化復活液のことはなんとしてでも知られないようにしn

大樹「おーーい！やったぞー！千空、司、A！」

……え、ちょ、まさか！？

『ちょ、ま、大樹！その手に持ってるのって…』

大樹「あぁ、溜まってたぞ！洞穴の奇跡の水が！！」

……うん、大樹。よく君はこの微妙な空気の中で来れたね

尊敬通り越して若干呆れたよ←

大樹「今度こそ杠を復活させられるぞ！」

いやもう…その時の千空の顔よ

声もジジi……おじいちゃんみたいで若干面白かった、うん(呆れると口が悪くなるタイプの女の子、それがAちゃんです←←)

司「…その奇跡の水ってのはなんだい？」

千空「『！』」

司は真っ直ぐにこちらを見た

千空「…ククク、ここでチンたらご丁寧に説明するよりか、実際見した方が100万倍早ぇ。ありがたーく拝ませてやるよ、楽しい科学の人類復活ショーだ」

時間と場所が変わり、今は昼ぐらいだろうか？

大樹は杠の前で何かを語りかけている

その少し横では千空が硝酸をろ過している

千空「なんだこりゃ、復活液1名様分にギリ足りねぇじゃねぇか」

大樹「なにぃ！早まったか！！」

…………杠ちゃんの足は欠けてないだろうか…

好きならもうちょい優しく置いてあげろよ、大樹←

千空「司とAと3人、愉快に尻取り(しりとり)でもしながら待ってやっから、超高速で行ってこい、デカブツ」

千空が司の方を見たということは…なるほどね

大樹「すまん！今すぐ取ってくる！全速力で行ってくるぞぉ！！」

すると司は大樹を掴み、千空の方を向いた

司「なら、1番早いAと俺が行くよ、だからその奇跡の水の場所を教えてくれないか？」

『えっ……』

まさか、巻き込まれるとは思わなかった

千空は驚いたような顔で私の方を見ていたが、私が目を合わせると私が考えていることを理解したのか、私が司と行くことを許可した

司「ここが…」

私たちは今、硝酸がある洞窟の前にいる

『じゃあ、私は入口で待ってるよ』

私の言葉に若干の不自然を思った司は少しこちらを見つめたが、洞窟の中に入っていった