黄金帝の妹君【ONEPIECE・FILM GOLD】 (ページ6)

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異様な空気ページ6

ﾊﾞｶﾗ｢どうです？エキサイティングでしょ？｣

ﾛﾋﾞﾝ｢意味が分からないわ｣

うん、私も分からない

初めて見た時顔が( ˙-˙)ってなったからね

ﾊﾞｶﾗ｢さぁ皆様、とりあえずチップを3億ほどお貸ししましょう｣

ｳｿｯﾌﾟ,ﾅﾐ,ﾌﾞﾙｯｸ｢｢｢3億！？｣｣｣

すると叫んだ3人が集まって何かを話し始めた

おそらく慎重に的なことだろうけど、あいにく君らの船長はもう賭けてるぞ

ﾙﾌｨ｢よし！ぜんぶ丁で！｣

ｳｿｯﾌﾟ,ﾅﾐ、ﾌﾞﾙｯｸ｢｢｢ちょっと待て！！｣｣｣

そして結果はピンゾロの丁

すげぇ

ﾅﾐ｢いける…あたし達本当に……おく、おくまん…！！！｣

金に狂っても人によってこんな変わるもんなんだな

……あぁ、この人は軽傷か

ならいいや

すると、周りの客がザワザワとし始めた

｢テゾーロ様！｣

｢テゾーロ様だ！｣

気になり後ろを振り返ってみてみるとちょうどエレベーター前の階段を降りてくるオーナーとカリーナがいた

ﾃｿﾞｰﾛ｢これはこれは…グラン・テゾーロへようこそ｣

ﾙﾌｨ｢あ！お前か、カジノ王ってのは。俺は海賊王になる男だ！｣

ｳｿｯﾌﾟ｢いや何張り合ってんだよ｣

突然オーナーを指さして何を言うかと思えば…

子供かよ……子供だったわ

ﾃｿﾞｰﾛ｢ハハハ！未来の海賊王にお越し頂けるとは実に光栄だ。そうだ…どうです？ぜひ私と一勝負しませんか？｣

ﾙﾌｨ｢勝負？｣

オーナーは階段を降りると、丁半台の近くに置いてある座布団に座った

ﾃｿﾞｰﾛ｢せっかくですから、こういうルールはどうです？あなたが買ったら特別に掛け金の10倍をお返ししましょう｣

その言葉に驚く麦わらの一味

ﾃｿﾞｰﾛ｢もちろん、負けても10倍払えとは言いませんよ。私も腐るほど金を持ってましてねぇ…このくらいじゃないと興奮しないのですよ｣

負ける気がないくせに

負けないようにするくせに

………………失礼

ﾃｿﾞｰﾛ｢さぁ、どうします？｣

ﾙﾌｨ｢いいぞ！俺は負けねぇ！｣

そう言って持てる全ての掛け金を半にかけた麦わら

私は麦わらの一味の斜め後ろでそれを眺めている

ﾊﾞｶﾗ｢さすがはルフィ様、見事なマックスベットでございます｣

バカラは手袋を外しながら麦わらに近づいていく

ほらやっぱり

異様な空気に気がついたニコ・ロビンが止めようとするがバカラは既に麦わらの肩に触れていた