黄金帝の妹君【ONEPIECE・FILM GOLD】 (ページ5)

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VIPルームページ5

『はい、時々ですが歌姫としてショーに出演させて頂くことがあるので。先程の戦い、私とても感動致しました』

よそ行きの笑顔を貼り付けながらそう返す

ｿﾞﾛ｢それよりも、さっきのVIPルームっつうやつが気になるな｣

『(それよりも………)ハイリスクハイリターン、勝てば億万長者のスペシャルギャンブルです』

ﾊﾞｶﾗ｢どうです？参加しませんか？｣

鼻の長い人…確か狙撃手だったかな？その人が｢どうする？｣と航海士に聞く

ﾅﾐ｢もちろん、ここは勝負よ｣

その言葉をどうやって同意以外に捉えることが出来ようか

『わかりました、ではこちらへ』

黄金のエレベーターに乗ったあと、少ししてバカラが扉を叩いた

すると、扉からタナカさんが出てきた

麦わらの一味は壁をすり抜けて出てきたタナカさんに驚いているようだった

ﾙﾌｨ｢うわ！なんだこいつ！｣

ﾊﾞｶﾗ｢彼はこのカジノの警備責任者“タナカさん”です｣

ﾀﾅｶ｢ようこそ、スルルル…｣

タナカさんは麦わらの一味にお辞儀をした

『彼はヌケヌケの実の能力者で無機物ならなんでもすり抜けるのです』

両手を横に伸ばしながら跳ねるように麦わらの一味に近づくタナカさん

正直言おう、可愛い((殴

…………失礼

タナカさんの能力で私たちはVIPルームについた

ｿﾞﾛ｢へぇ、スペシャルギャンブルってのは“丁半”か｣

ﾊﾞｶﾗ｢はい｣

すると、黒足がすぐ隣を通る海軍関係者を見つけた

ｻﾝｼﾞ｢おいおい、海軍もいるのか？｣

やっべここ死角で良かった

ｳｿｯﾌﾟ｢ホントだ！やべぇ……｣

ﾊﾞｶﾗ｢ご安心を。グラン・テゾーロは世界政府によって認められた“特別中立区”。海軍は海賊に手を出さない、そういうルールとなっております｣

ｻﾝｼﾞ｢へぇ…｣

ｿﾞﾛ｢なるほど｣

わっるい顔してんなぁ……

あぁいや、ギャンブル中の自分の方が怖いからいいや(自覚あり)

するとダイスがでてきた

ｳｿｯﾌﾟ｢なんだアイツ｣

『彼はダイス。元は裏世界一危険と言われたデスマッチショーで無敗を誇ったチャンピオンです。あまりの打たれ強さ……？に相手がいなくなってしまったようで…。今はディーラーとしてここを任されています』

ちょっと打たれ強さに渋ったけどいいだろ？

あれは打たれ強いって言うより……

ﾀﾞｲｽ｢キモティーーー！｣

ただのドMだからな……うん