黄金帝の妹君【ONEPIECE・FILM GOLD】 (ページ3)

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麦わらの一味ページ3

先程のくだりから少し時間が経ち、私は今カリーナと共にステージの上にいる

演奏が始まったら私は“歌姫”だ

テゾーロがいるであろう台が水中から出てくれば、私たちの出番は始まる

ｶﾘｰﾅ｢1・2・3 数えて始まるよ！素敵なショー｣

『5・6・7 準備はOK？あなたを待つ扉の中』

ｶﾘｰﾅ｢悪魔と天使が囁く罠耳をすませば見えてくるわ｣

『そうよ life is Roulette あなたを待つ』

ｶﾘｰﾅ｢『グラン・テゾーロ』｣

私とカリーナが台に向けて腕を伸ばすと、台の上にある五角錐の壁面が開き、星の形になった

その中心ではここのオーナー“ギルド・テゾーロ”が踊りながら歌い始めた

オーナーのソロが終わると私たちはオーナーと共に歌い始める

ｶﾘｰﾅ,ﾃｿﾞｰﾛ｢｢『ゴールド＆ジャイヴ何もかも忘れてただ楽しむのさ』｣｣

最後のフレーズを歌いきると、ちょうど私たちの真正面の入口から小ぶりな海賊船が飛んできた

その後、右側の入口からやけに長い海賊船が小ぶりな海賊船に向けて砲撃を放つ

ﾀﾅｶ｢テゾーロ様、A様。海賊が暴れています｣

ﾃｿﾞｰﾛ｢構わん。客も盛り上がっている｣

『それよりも、あの小ぶりな船の奴らは？』

ﾀﾅｶ｢はい、おそらくですが“麦わらの一味”かと｣

タナカさんがそういった後、カリーナが僅かに反応した

顔見知りか誰かでも乗ってるのかな？

ﾃｿﾞｰﾛ｢ほう、これはこれは……面白い｣

オーナーが指を鳴らすと注目の2隻の海賊船に向かってスポットライトが当たる

人数の数で言ったら長い海賊団の方が勝つだろう

しかし、船に少人数しか乗ってないということはそれだけ一人一人が強いということ

あっという間にロングロング海賊団(と言っていた)は倒されてしまった

逃げようとする団員はもれなくオーナーの金の餌食となり、黄金の彫像になった

ﾃｿﾞｰﾛ｢世界最大のエンターテインメンツシティ
“グラン・テゾーロ”へようこそ｣

ショーが終わりオーナーと合流する

オーナーは私とカリーナに労いの言葉をかける

カリーナ｢テゾーロ様には敵いませんわ｣

カリーナがそういったらオーナーは嬉しそうにしていた

私は言わない、逆にそれほど信頼されてるという証拠でもある

言わないでもわかってるだろ？という目線を向けるだけで彼は満足そうにするのだ

当たり前だろう

私はテゾーロの妹なのだから