黒パーカーは中等部で何を想う【Ｙ学園】 (ページ16)

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ハッカーになろう！風紀委員長来星ナユの真実ページ16

チアキに住んでるところまで送って貰ってから数日後

自分たちは会長くんに呼び出された

現在、学校の屋上で風紀委員長を監視する会長くんと赤猫くんを見てる

『(これ、バレた時学園ポリスに捕まらない？？割とグレーゾーンなことするね汗)』

少々呆れてしまうが、会長くんが風紀委員長に固執する理由を知っているから口には出さない

ｼﾞﾝﾍﾟｲ「なぁ、来星ナユが異星人かもしれないって本当なのか？」

ﾗﾝﾄ「正確には異星人に憑依されている可能性が高い」

ｼﾞﾝﾍﾟｲ「普通に見えるけどな」

ﾗﾝﾄ「見た目に騙されるな。奴らには計り知れない能力がある」

ﾁｱｷ「そ、舐めてたら痛い目にあうっしよ…君なんて、一瞬でみじん切りにされちゃうかもしれないっすねぇ」

チアキはメガネくんに視線を向ける

ﾏﾀﾛｳ「ひぇーー(絶望)」

そしてムンクの叫びの体制になるメガネくん

いや別にそこまでならんでも………

ﾌﾌﾞｷ「異星人に占領される前に学園長に言わないと」

ﾗﾝﾄ「いや、ダメだ」

自分たちは会長くんの方に視線を向ける

それと同時に会長くんもこちらを振り返った

ﾗﾝﾄ「大人たちが太刀打ちできる相手では無い。私たちだけで何とかするんだ」

ﾗﾝﾄ「まずは来星ナユを徹底的に偵察する。絶対にどこかで怪しい行動を取るはずだ」

……いやだから…だいぶそれグレーゾーンじゃ………

『(…もういいや……)はぁ』

ﾁｱｷ「どうしたっしょ？」

『いや……会長くんがストーカーで捕まりませんように、と』

ﾁｱｷ「……………確かに」

ﾉｰｽﾞ「俺らも共犯扱いだろうな…」

『やでしょ、学園マフィアのトップ3が女子生徒のストーカーして処分受けるって。理由があるのはわかるんだけど……』

自分たちはしばらく微妙な顔をして互いを見つめあっていた

『……まぁ…見つかんないように最善を尽くそっか(苦笑)』

2人は静かに首を縦に降った

未だに微妙な顔をしながら………(笑)

(ｼﾞﾝﾍﾟｲ「おーい！会長が早くしろーって言ってるぞー！！」)

(『りょーかーい！すぐ行くわー』)

(ﾁｱｷ「切り替えが速くて羨ましいっしょ(汗)」)

(『そうでもしないとこの世界やってけないからねぇ……気持ちの切り替えは大事よチアキ』)

(ﾁｱｷ「はーい」)

(ﾉｽﾞ「Aはチアキの母親か…？」)

(『そんなつもりないんだけどなぁ…』)