エ デ ン 〈紫×桃〉

幸せな ページ14

紫side


しばらく頭を下げていた。
メンバーの声がした。


橙「2人とも、顔上げて。」


橙「俺たちは、どんな事があっても

2人の味方や。

赤ちゃんが出来たなんてそらびっくりやけど

でも2人がそんなに背負い込むことは無いで。」


紫「あきと、」


メンバーは、
みんなそうやで、というふうに笑っていた。



黄「のんちゃんも、不安やったやんな。」


メンバーの優しさに、
今まで何度助けられたやろう。



緑「俺らにもサポートさせてや。」



青「望がままかぁ笑なんか不思議やな。」



赤「小瀧が帰ってきたとき、

俺らもっとちゃんとしたグループになっとかなあか

んな。」



メンバーがそれぞれの言葉を言う中、
照史が立ち上がって望のところに来た。




橙「お前のぱぱとまま、めっちゃかっこええな」


そう言って、望のお腹を撫でた。


するとみんな来て、
望のお腹に話しかけた。


緑「ほんまや、ちょっと大きくなっとる。」



とても幸せな光景で、
微笑ましくて、
望の顔を見たら、
柄にもなく泣きそうになった。


桃「･･･みんな、ありがと。」


そして、



おれ今めっちゃ幸せ、

って


ありがとう

って俺に向かって言ってきたから
とうとう我慢していた涙が、
一筋零れた。



紫「みんな、ほんまにありがとう。」




望、幸せになろうな。

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