標的おらん･･･ ページ4
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《HQ!HQ!!
ゾムを城門近くでひとらんとコネシマが発見！》
インカムからそんな声が聞こえ、つい動きを止めた。
今コネシマのやつなんて言った？
《はぁ？さっき突っ込んでってたで！？》
《メイン落としたんなら連絡しろや！》
「ちょちょ、ちょお待ってぇや！
俺今城内やで！？！？」
二言目に聞こえてきた怒りを含んだ声にビビって、慌てて訂正する。
報告してきたコネシマやひとらんの声の他にも違うやつらの驚きの声が聞こえた。
《...うむ、状況はよく分からんがゾムは城内ならそのまま任務を遂行しろ。
ひとらん、コネシマ、どっちでもいいが見張っていろ。
まぁこんな戦場の中にいたんだ、なんなら二人でも構わん。》
任務続行を命じられたので止めていた足を動かす。
そういや大先生どこいった？
《他が手薄になるやんけ！》
《あの、ごめん、ゾムどこおる？》
「迷子は帰ってクレメンス」
《迷子は帰ってどうぞ》
《あぁん、ちゅめたい》
なんでこんな時に迷子やねん！
城門付近にもなんか俺がおるみたいやし、意味分からへん！
「あっ、ゾムー！」
「迷子の大先生やんけ。
何そのライフル」
「武器庫にあってん！めっちゃええで！！
ってちゃうわ！はよせなグルちゃんに怒られる！」
それは迷子や言ってたからやろ。
俺は知らん
「こちら鬱。
ゾムと合流出来たんで向かいまー」
なんで今回暗殺部隊補助なん？俺...なんてボヤいてるのを無視して一つの扉の前で止まる。
扉の横につき物音の確認。
それを見た大先生が少し離れた正面付近に身を隠し、ライフルを構えたのを確認して扉を開ける。
しかし声や銃声が聞こえてくることは無かった。
不思議に思って中を見たら、片腕と胴体が切り離されたこの国の長が倒れていた。
「え、もう死んでんの！？」
「...みたいなや」
一体誰がって考えてるとまたインカムから声が聞こえた。
《あー、こちらコネシマ。
ゾムと間違えていたやつは敵の位置に値するようだが、敵対するつもりはないみたいで...
なんか武器くれた》
《渡してきた、の間違い》
「こちらゾム、この国の長もう死んでんで」
「あ、僕も一緒に確認した」
《ショッピもうすぐ城門着きます》
《はっ？死んでる？！
...この戦争はもう終わりだな。
ショッピはさっき伝えた通りにどっちかと先に帰ってこい。
あとはいつも通りに、オスマンもそろそろ着くだろ》
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野蛮人と愉快な仲間たち(プロフ) - ふたみや遥さん» ありがとうございます！これからの更新も楽しみにしています！ (2020年4月11日 15時) (
レス) id: af770bb773 (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - 野蛮人と愉快な仲間たちさん» お返事が遅くなってすみません！！！ 設定が被ってしまうのは仕方ないですもの！大丈夫です！より良い小説ライフを！ (2020年4月11日 14時) (レス) id: 2ee7dbb7d5 (このIDを非表示/違反報告)
野蛮人と愉快な仲間たち(プロフ) - こんばんは、突然失礼します！現在世に出していない小説があるのですがそちらの夢主さんの設定(zさんに間違えられる)というのがかぶってまして...パクリではないので私の方でもパクリではなく念のため許可を取ってます、と書きたいのですが大丈夫でしょうか？ (2020年4月10日 20時) (レス) id: af770bb773 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2020年2月22日 20時
