マジこのクソ先輩 ページ12
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たまに木の上から確かめていると、見知ったテントの旗が目に入った。
「近くにオスマンさんのテントらしき旗が見えました」
「よっしゃ！マンちゃんと帰るか！」
偽ゾムさんに"ご苦労！"って声をかけているのを眺めていたら耳から通信音。
とうとうこの時が来てしまった...
《あー、こちらグルッペン...
コネシマ、ショッピ、どちらでもいい。
応答しろ》
聞こえてきたのは総統様の声だった。
「あー、こちらコネシ」
「ほらさっさとせんから連絡来たじゃないっすか」
「うっさいわ！これはショッピくんも同罪やから！！」
コネシマさんが応答したので後ろから野次を飛ばす。
同罪とか巻き込まんといてほしい。
今からでも言い訳考えとこ
《...お前らどこおんねん》
「ちょおトントン聞いてぇや！
ゾムが、あっカッコ仮やで？
カッコ仮に歩かせとったら、そいつは先頭歩けって意味やと思ってたみたいでテキトーに歩いててん！」
《......ほう？で？》
馬鹿正直に全部話しやがった！！
トントンさんの声低くなったやんけ！！
「絶賛迷子だったんやけど、オスマンテントまでの道が分かったからオスマンと帰るわ！」
《もうそこにいないめぅ〜》
オスマンさんからの無慈悲な回答が返ってくる。
「ほらもー！
ほんまこのクソ先輩」
《お前ら暗くなる前には帰ってこい》
「え、もう暗なってきて」
《無理ならワイの仕事手伝ってな》
グルッペンさんから帰還時刻を告げられ、焦ったコネシマさんの声に被せるように言い放つトントンさん...
「ちょっ、トントンさん...！」
さすがに自分のマイクをオンにして意義を申し立てようとしたら肩に手を置かれた。
「分かった、分かったから！
そっこー帰るから！！」
「そんなん言うたかて、」
「ええねん！帰れば問題ないから！！
あ、ほな切ります〜」
一方的に切ったが、通信が入るような気配がしないので先程の話は決定事項なのだろう...
「...どうするんスか」
「ンなもん決まっとるやろ。
暗くなる前っていう条件以外はなんも言われてないからな、強行突破や！！！」
高笑いしているクソ先輩にため息しか出なかった。
「なぁお前、俺らの城分かるやんな？」
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野蛮人と愉快な仲間たち(プロフ) - ふたみや遥さん» ありがとうございます！これからの更新も楽しみにしています！ (2020年4月11日 15時) (
レス) id: af770bb773 (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - 野蛮人と愉快な仲間たちさん» お返事が遅くなってすみません！！！ 設定が被ってしまうのは仕方ないですもの！大丈夫です！より良い小説ライフを！ (2020年4月11日 14時) (レス) id: 2ee7dbb7d5 (このIDを非表示/違反報告)
野蛮人と愉快な仲間たち(プロフ) - こんばんは、突然失礼します！現在世に出していない小説があるのですがそちらの夢主さんの設定(zさんに間違えられる)というのがかぶってまして...パクリではないので私の方でもパクリではなく念のため許可を取ってます、と書きたいのですが大丈夫でしょうか？ (2020年4月10日 20時) (レス) id: af770bb773 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2020年2月22日 20時
